2021年度
今回は保護者の皆様へのお便りです。
子どもたちにとっては待ち遠しい冬休み。たった2週間余りですが、クリスマスやお正月など、たくさんの楽しいイベントが待っています。冬休みを有意義なものにするためには、普段できないことを体験したり、いろいろなことを学んだりする機会にしたいものです。計画立てて生活させるとともに、しっかりと勉強もさせることで、3学期以降の成長を目指せるでしょう。
では、有意義な冬休みの過ごし方について、おすすめの勉強法や生活上の注意点などを解説します。
1.勉強編
まずは勉強編です。まとまった家庭学習の時間を確保できる冬休みは、成績アップに向けた絶好のチャンス。学年や個々の子どもの状態に合わせて勉強を進めていくことで、3学期以降の成績が大きく変わるはずです。
(1)小学1年生~2年生
①基本的な学習習慣を身に付けさせる
学年が上がるにつれて、勉強で苦労している子どもの多くは、基本的な学習習慣が身に付いていないことが少なくありません。集中持続が難しい1.2年生の間はおうちの人の協力が欠かせません。以前紹介した「リビング学習」等を活用して、寄り添っていただければ幸いです。
おすすめの方法が、学校の宿題を一気に終わらせないこと。冬休み中は毎日勉強へ取り組めるように、1日にこなす宿題の量を調整します。「毎日の勉強時間」が学習習慣を作っていきます。
②苦手になりやすい算数は特に力を入れる
物を数えたり、計算したりする習慣がないと、算数に苦手意識を持ってしまう子どもは珍しくありません。
小学3年生以降は内容もさらに難しくなっていくため、小学1年生~2年生で習う算数は、冬休みの内にしっかり理解しておくことが重要です。
(2)小学3年生~4年生
①自分で計画を立てて宿題に取り組ませる
中学年になると子ども自身で考えたり、行動したりすることが少しずつ増えてきます。子どもの自主性や責任感を育むために、自分で計画を立てて宿題に取り組ませてみてはどうでしょうか。
ただし全てを子どもに任せてしまうと上手くいかないことも多いので、親の計画作りのサポートがとても大切です。冬休みに入る直前、または初日に勉強の計画を一緒に立ててください。子ども自身で作った計画なら意欲的に取り組めると思います。計画を立てた後は、進捗状況も随時チェックだけでOKです。
②勉強の継続を目標とする
大切なのは継続です。難しい内容でも毎日コツコツと勉強を続けていくことで、克服できるようになります。どうしても、集中の継続が難しい場合は勉強時間を小分けにしてみてください。例えば午前中と午後、夜にそれぞれ1時間ずつ勉強するのもおすすめです。
③理科は分野ごとの理解を促す
小学3年生からは理科と社会の学習が加わり、特に理科は学習分野が広いことから、苦手意識を持つ子どもも少なくありません。どの分野を苦手としているのかを見極め、重点的な学習をとおして理解を促していただければ幸いです。
(3)小学5年生
①苦手科目は徹底的な復習をする
まずは苦手科目がある場合、徹底的な復習です。小学校高学年で習う学習項目は、どれも中学校で勉強する内容のベースとなります。時間のある冬休み中に苦手科目へ取り組んで、できるだけ克服しておきたいものです。
②子どもの自主性がアップする寄り添いを意識する
高学年になってくると「思春期(第2次反抗期)」が始まる時期でもあります。この時期になると親のことばに、子どもは素直に従わないこともよくありますが、基本学習計画を立てたら、日々の学習は子どもの自主性に任せます。
その際、親は進捗状況を確認して、計画通りに進んでいなかったら適時フォローするのがいいと思います。そのとき、「〇〇しなさい」ではなく、「どうすればいい?」など、子ども自身に考えさせることが大切です。
2.生活編
冬休みは学校がないことから気が緩みがちです。メリハリのある生活が必要です。次の3つに取り組んでみてはどうでしょうか。
(1)規則正しい生活を意識させる…早寝早起き朝ごはん
(2)お手伝い…大掃除や家事の手伝い
(3)身の回りの整理整頓…普段過ごしている部屋の掃除、自分の持ち物・服装などを自分で管理
また、年末年始は、クリスマスやお正月など大きなイベントがあります。また、ウィンタースポーツや冬の遊びなどを体験する機会があるかもしれません。ここはしっかりと楽しんでください。
少し長くなってしまいましたが、これで2021年の河合小だより(デジタル版)は最終です。2022年最初の河合小だよりは2022.1.11.Tue.(3学期始業式の日)を予定しています。ご家族、お体をご自愛され、よいお年をお迎えくださいませ。
3年生は校外学習で、イオン小野店とともに消防署見学をしました。防災について、目で見、手でふれ、実感として防災の大切さを学びました。
12月に入っての自然学校。寒さや雨にもに負けず充実した活動をしました。写真は各班(1~8班)の活動の様子です。いろいろなところで、いろいろな人から、いろいろなことを学びました。
いよいよ、あと10日で2021年は終わります。来年は2022年寅年。寅年は「決断と才知の年」と言われているそうです。自分で考える、しっかり学ぶ習慣をつけると成長が期待される年とも言えます。
小野市では東北大学の川島隆太先生の脳科学理論に基づき、「夢と希望の教育」を推進すること早10年以上となりました。「脳の活性化」、「前頭前野葉を鍛える」、そして「早寝早起き朝ごはん」など多くのキーワードを掲げ、市全体で「夢と希望の教育」の推進に取り組んできたところです。
見てみよう教育 「早寝(ね)早起き朝ごはん」って知ってるかな?(文部科学省)
令和3年度の全国学力・学習状況調査結果を考察していると文部科学省のホームページに上記の記事が目に飛び込んできました。
「就寝のリズム」ができている方ができていない方より平均正答率が高い。
「起床のリズム」ができている方ができていない方より平均正答率が高い。
「毎日朝食」を食べている方が全く食べていない方より平均正答率が高い。
最大で22.4pt、最小でも15.4ptの差があることはある意味驚きでしたが、小野市が取り組んでいる「早寝早起き朝ごはん」の推進が科学的に裏打ちできたとも言え、逆に納得もしました。
令和3年度全国学力・学習状況調査結果の報告(小野市)で全国平均と本市の児童と比較すると、就寝(+2%)、起床(±0%)、朝食(+2%)ですので、若干上回る項目もありますが、おおむね全国平均と言えます。
ただ、ここ5年のデータを見てみると、起床時刻と毎日の朝食の割合は変化が少ないものの全体的に就寝時刻が遅くなってきているのが気になります。すなわち、夜更かしがふえている、睡眠時間が減少、朝起きにくくなる、朝食がおいしくない、午前中の授業に集中できにくいなどが心配されるところです。
もう、12月。24日から子どもたちが楽しみにしている冬休みが始まります。冬休みも生活のリズムをしっかり守って生活することが実は学力のみならず、心身の健康の増進にも大いにかかわってくることが分かります。一日だけ「早寝早起き朝ごはん」に取り組んでもすぐに効果は出ませんが、子どもたちの将来を考えるとこの取り組みを続けることは大切だといえるのではないでしょうか。
【PS】孤独・孤立対策ホームページの新設にかかる周知について(依頼)
小野市教委から、以下のサイトの周知の依頼がありましたので、掲載しておきます。依頼文は以下のとおりです。
「日頃より、文部科学行政に御尽力いただき感謝申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により、孤独・孤立に悩んでいる方の増加が懸念される中、内閣官房孤独・孤立対策室において、当事者の方が活用しやすいホームページの構築を進めておりましたところ、このたび、一般向けのホームページが新設されました。」
~開会式・1.2.3年生~
1年生にとってははじめてのマラソン大会です。全員元気よく走り切りました。もちろん、2,3年生も爆走でした。
~4.5年生・閉会式~
5年生にとっては小学校舎では最後のマラソン大会。それぞれの思いを込めて走りました。4年生もいい走りを魅せてくれました。
~ただいま2日目、進行中!~
6日から始まった自然学校。ただいま中日(なかび)。みんな元気良く活動しています。子どもたちが活動している「風景」をお届けします。なんと、宿舎から雲海に浮かぶ「天空の城・竹田城」が見えます。詳しい話は子どもたちが帰ってきてからのお楽しみです。
この連載も今日で最後です。それぞれのクラスではいろいろな経験を重ね、成長している姿がおわかりいただけたかと思います。
5年1組 『力を合わせて』
体育祭に向けて得点板を製作しました。赤組が活躍できるように、体育祭をさらに盛り上げられるように願いを込めて、デザインを考えました。
役割分担をし、完成に向けてていねいに仕上げているところです。体育祭当日の得点板のできはどうでしたか?(担任より)
5年2組 『みんなでやろう!』
どんなことに対しても「みんなでやろう!」とするところが自慢のクラスです。登校後、休み時間は外でよく遊びます。体育祭に向けて、委員会などの仕事のない時は、集まって練習していました。
「もう1回やる?」「どこを練習する?」と言い合いながら、男女問わず楽しみながら取り組めるっていいな・・・と思いながら見守っていました。(担任より)
ひまわり学級 『みんなちがってみんないい』
ひまわり学級の学級目標は、今年も「みんなちがってみんないい」です。ひまわり学級の自慢は、みんなが「とても優しい」ところです。低学年に、とても優しくいろんなことを教えたり、休み時間は、みんなで仲良く遊んだりしています。
算数のかさの学習で、水を入れ物に入れる時も、お互い思いやって活動している姿が印象的でした。(担任より)
5年生理科 『不思議を発見!』
5年生の理科では、「命のつながり 花から実へ」の学習でヘチマの観察を行いました。ヘチマをChromebookで写真を撮り、写真を入れた成長の観察記録をまとめました。また、インターネットを使って詳しく調べたいことを調べることも行いました。花の部位の名前や受粉の仕方など、興味関心のあることなども調べてまとめました。
「雲と天気の変化」の学習でもChromebookで観察記録を取ったり、河合小から見える空の雲の流れを確認したりしています。『身近な不思議や普通にあるものに着目し、新しいことを発見する』をモットーに今日もみんなで不思議を学んでいます。(理科専科より)
5年生 『川島隆太先生講演会』
5年生は市内の小学校5年生対象の体験型講演会に参加しました。脳科学の最新の研究成果にふれ、脳の前頭前野の活動を調べる機械(NIRS)で実験し、脳の活性化の様子を見ることができました。小野市が取り組んでいる「夢と希望の教育」は川島教授の「脳科学理論」に基づいて行われています。
もっと知りたい方、興味のある方は「川島隆太先生の夢と希望をかなえる脳科学 Short Seminar」をご覧ください。
第2回避難訓練 合言葉は『お・は・し・も』
11月19日(金)第2回避難訓練(火災)を消防署の方をお招きして実施しました。いざというときの行動についてたくさん学びました。「お・し・も(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない)」があいことばです。
最後に、はしご車の説明もあって、子どもたちは興味津々で聞いていました。(校長より)
先月体育祭が無事終了し、子どもたちは一回りも二回りも大きく成長しました。今日から月末のマラソン大会に向け、「元気アップマラソン」が始まりました。元気な姿で運動場を駆けています。
さて、今回は第1回に引き続き、各クラス・学習の様子をお伝えします。
4年1組 『やるからにはこだわる』
4年1組は「やるからにはこだわる!」体育祭に向けてのリレーの練習では作戦をたて、試してみては、また作戦を練って・・・熱い会議が開かれています。1人にアドバイスをすれば、チーム全員に伝達していることも。本番まで全力で駆け抜けます!(担任より)
4年2組 『全員しゃべる!!』
「全員しゃべる!!」を目標に学習でも生活でも声をかけ、関わり合うことを大切にしています。授業中のリアクションがすごい!!みんないろんなことを言うので授業は脱線することも・・・。でも、そこが4年2組の楽しいところ。クラスのために関わり合うことができたらビー玉貯金。現在、半分を突破しています。全部たまったら何が起こるのでしょう。(担任より)
あすなろ学級 『野菜を育てて、食べる!』
5月から野菜を育てています。ようやくカラーピーマンの収穫ができるようになりました。 ピーマンが苦手な子どもたち。自分たちで作ったものを食べて苦手意識をやっつけよう。(担任より)
スマイル教室 『得意なことを伸ばす!』
スマイル教室では、自分にあった生活の仕方や学習の仕方を学んでいます。苦手なことだけでなく、自分の得意なことや好きなこと、いいところに気づき、それを使った自分なりのスタイルをみつけることを目指しています。ときにはゲームや活動をしながら楽しく学習しています。(担当より)
体育祭 『大玉運び』
紅白に分かれて大玉運びに挑戦しました。途中、順位が入れ替わるなど勝負の行方にハラハラドキドキしながら観戦しました。風がちょっと強かったですが、みんな力を合わせてがんばれました。(校長より)
開始!元気アップマラソン
11月27日(土)に校内マラソン大会が予定されています。大会に向け、子どもたちは本日から朝のマラソンを始めました。風が強くて、ちょっと寒いですが、子どもたちは元気いっぱい走っています。(校長より)
今回から数回にわたって各クラスの様子を担任や専科等の先生に報告してもらいます。子どもたちの一番身近にいる先生方の言葉から子どもたちの日常、がんばっていること、クラスで見せている姿などを紹介します。学校での様子を保護者・地域の皆様に届けます。
1年1組 『ものすごい図鑑』
生活科の学習で虫となかよしになってから、虫ブームです。「かまきりつかまえた」とお家から虫かごに入れて持って来たり、休み時間につかまえに行ったり。教室ではクロームブックを使って、「ものすごい図鑑」をGoogle検索し、メダルを集めて大興奮です。お家でも見てみてください。(担任より)
1年2組 『くじらぐも』
「くじらぐも」を学習しています。子どもたちは、空を眺めては「あ!今くじらぐもがいた!」と雲に興味津々です。「くじらぐもにのって空を泳いだら楽しいだろうぁ・・・」そんな思いを実現するため、画用紙で作った自分をみんなでくじらぐもにのせました。どの子も楽しそうな笑顔でした。(担任より)
2年1組 『さつまいも』
生活科の学習で、1学期に植えたさつまいもの草引きをしました。とても暑い中でしたが、「先生~でっかいのが引けた~」と一生懸命草を引いていました。大きなさつまいもができるのが楽しみです。(担任より)
3年1組 『給食大好き!』
3の1の自慢は、何と言っても毎日元気で、世界的な問題の食品ロスがゼロなことです。みんなが元気で登校できた日を喜びながら、黙食を楽しんでいます。初めは減らしていた人も、少しずつ食べられるようになり、増やしてほしくて並ぶ人は長蛇の列。今では「もっと食べたい。」なんて声もチラホラ。今日ももちろん食管は空っぽ!明日の給食は何かなぁ♪(担任より)
3年2組 『あべこべ作文ゲーム』
楽しいこと大好き!おもしろいこといっぱいして笑いたい!そんな元気いっぱいのクラスです。係活動が活発で、毎日クラスのみんなで楽しい時間を共有しています。終わりの会にイベント係が「あべこべ作文ゲーム」をしているところです。「いつ」「だれが」「どこで」「なにをした」を順番に発表し、あべこべな一文に大爆笑したり、ツッコんだりしています。(担任より)
音楽専科5年生 音楽授業紹介
5年生は冬に向けて「ディズニー・ファンタジー」の合奏に取り組んでいます。アコーディオンやティンパニにも初めて取り組みます。今年はChrome bookを使って、自分のパートのリズムの確認や、スコア(総譜)の動画を用いた学習をおこなっています。(音楽専科より)
学校で子どもの<命>を守る
9月29日(水)、私たち教職員は小野署警察官をお呼びして、「不審者対応訓練」の研修を行いました。不審者対応の心構え・対応、「さすまた」の使い方などたくさん学びました。私たち教師はこの訓練をするとき思い出すのはやはり、平成13年に発生した「付属池田小事件」です。学校、家庭、地域など安全であるべき環境は時として危険をはらむことがあります。そんな時でも大人たちが冷静沈着に困難に対応することが子どもたちの命を守ることにつながると考えています。
地域で子どもの<命>を守る
地域・行政の方々の尽力で10月1日から登校時のスクールバス(対象:グリーンハイツ児童)が運行されることになりました。子どもたちに話を聞くと「(バスに乗れて)うれしい」とのことです。これも子どもたちの安全を確保するための地域と行政の取り組みの成果と言えます。
学校と地域の協働で子どもの<命>を守る
登下校について、少し話を続けます。学校でこのことについて子どもたちに指導していることがあります。①徒歩での並び方、ソーシャルディスタンス、マスクの脱着、②公共交通機関(JR・バス)利用時のマナー、の2つです。公道しかり、電車・バスしかり、多くの方が利用する場所ではマナーやルールを守ること、あるいは譲り合う心がなにより重要です。ご家庭でも子どもたちが自分の命を守る行動への指導とともに、公共の場所でのマナー・ルールの指導も併せてお願いできましたら幸いです。一方地域では、見守り隊、駐在さん、PTA役員や青少年補導委員会(青少年センター)等のみなさんの登下校における献身的な取り組みも子どもたちの安全と安心につながっていること、感謝しています。
学校と地域をさらに「安全・安心の場」とするために
池田小事件を受け、文部科学省が「学校の危機管理マニュアル-子どもを犯罪から守るために-」という冊子を発行(平成14年12月)しています。その中には教職員が担うべき役割、行政・警察が担うべき役割、地域・保護者が担うべき役割が明記されています。関係部署がそれぞれ責任を果たすことが子どもの安全安心の確保に直結するのがよくわかりました。一読いただければ幸いです。
オンライン「夏休み作品展」について
9月7~9日に予定されていた夏休み作品展。本年度はコロナ禍により、県下に緊急事態宣言が発令中ということで、保護者の皆様には直に見学していただくことがかないませんでした。
子どもたちが夏休みを活用し、思い思いに自由研究、図工作品、美術作品を丹精込めて作りあげた力作の数々…。学校では子どもたち同士で見学する機会は設けることができましたが、やはり保護者の皆様にも見ていただかなくては「もったいない」との思いから、オンラインながら「作品展」を開催させていただきます。
今年も児童会が選ぶ「河合っ子大賞(1点)、〇〇賞(16点)」、学校長が選ぶ「学校長賞(1点)」を選出したところです。しかしながら、どの作品もオンリーワンであり、甲乙つけがたく、素晴らしいものです。最高の称賛に値します。
みんなの宝物が一つ増えました
多分、おうちの方も一緒に考え、手伝ったりしながら、取り組まれた家庭もあるでしょう。もちろん子ども一人で頑張った作品もあるでしょう。どれもこれも「夏休みの思い出の1ページ」として、お家で大切に保管してほしいと思います。
【お知らせ】スマホアプリ「ひょうご防災ネット」の普及啓発について
見出しのことについて、県の方から依頼がありましたので、紹介します。特にこれからの台風シーズンを迎え、私たちは自分の身と安全を守るためには第一に、情報が最重要です。ぜひとも、保護者の皆様のスマホに入れて活用ください。(以下、パンフレットのアドレス)
https://bosai.net/app_introduction/app_introduction_jp.html
<川島隆太先生の夢と希望をかなえる脳科学 Short Seminar>の紹介コーナー
「顔を直接見て話すことで、夢と希望をかなえよう! 〈File 6〉」 「かわいっ子」9月号の「<ことば>でつながる人と人」の関連で一度視聴ください。
会場の様子 その1
会場の様子 その2
入賞作品 その1
入賞作品 その2
MLB大谷翔平選手はなぜゴミ拾いを続けるのか?
表題の言葉は戦前の有名な作家、武者小路実篤氏の残した名言です。全文は「天与の花を咲かす喜び/共に咲く喜び/人見るもよし/人見ざるもよし/されど我は咲くなり」です。「私たち一人一人にはもって生まれた才能があり、それが開花したときには、周りの人から称賛されることもうれしいことだし、たとえ見られていなくてもいいのだ、私は精いっぱい生きるんだ」と解釈できます。
【MLB】大谷翔平の秘かな善行 ゴミ拾い目撃の米ファンへ現地記者が反応「打席の中でもやる」7/21(水) 12:03配信【出典】THE ANSWER(https://news.yahoo.co.jp/articles/894d4fa36c9f1494eb25a4df5f71af837f2076d9)
彼は試合中や誰も見ていないときなどさりげなくゴミを拾っているそうです。ある記者から「大谷選手はなぜゴミを拾うのですか?」と聞かれると「人が捨てた幸運を拾っている」と答えています。ごみを拾うことは幸運、いい運を拾うことになると考えているのです。それは彼が花巻東高の時に作成した「目標達成シート(マンダラシート)」にその原点を垣間見ることができます。【出典】@DIME(みんなのライフスタイル:https://dime.jp/genre/567605/)
特に気になったところは下段中央の「運」。運を引き寄せる8つのキーワードとして挙げている項目がすべて「そのとおり!」と納得の一言です。8つの項目を否定的に表すと「①あいさつができない、②ゴミをまき散らす、③部屋が汚い、④道具を乱暴に扱う、⑤人への態度が悪い、⑥マイナス思考、⑦応援されない人間、⑧本を読まない」どれをとっても運が逃げていく感じがしますね。
日頃のおこないと感謝の心
以前、私は中学校で部活動を指導していました。ある公式戦のときに、優勝常連校の顧問の先生にお話を伺う機会がありました。曰く「僕はチームの子どもたちには第一に挨拶やマナーを要求するんだ。その他には整理整頓、時間厳守かな。でも、最後はやっぱり日頃の行いだと思うよ。」と話しておられたことを思い出しました。確かに、その学校の選手は、あいさつなどはいうまでもなく、試合態度・成績抜群、他の学校の選手からも憧れをもって見られていたことを思い出しました。
話しは戻って、大谷選手が「人間性」を挙げたところも惹かれます。なかでも、「感謝」のことば。先日のオリンピック。金メダルのソフトボールを思い浮かべました。優勝後のインタビューで宇津木麗華監督が「本当に、上野に感謝。神様ですね。(中略)本当にワガママでやらせてもらった。ソフトボール界がなければ私もここまでやれない。感謝、感謝しかない」とおっしゃっていました。
自然に「感謝」のことばがでるところはやはり金メダルがふさわしいチームだったということです。さらにいえば、前大会から13年間、このチームの選手たちは我々が見ていないところの努力や人間性、メンタルすべてが素晴らしかったことは言うまでもありません。(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210727/k10013162331000.htm)
夢は叶う
大谷選手は人として自分を磨くことで大活躍につながっているようです。彼を見ていると「夢は『見る』ものではなく、『叶える』もの」ということが強く感じられます。一度皆さんも「目標達成シート」を作ってみてはいかがでしょうか。それが夢を叶う第一歩かもしれません。
2学期のスタートに立って
いよいよ今日から2学期がスタートします。1学期の終業式でみんなにお話しした「続ける」と「楽しむ」、達成できたでしょうか。「続ける」とは「毎日机に向かう」「毎日手伝いする「毎日本を読む」「毎日体を鍛える」「毎日早寝早起き朝ごはんを続ける」など、どうでしたか?「楽しむ」とは「家族で会話を楽しむ」「家族で思い出を作る」「いつも遊んでいる友だちと思いっきり遊ぶ」など充実した夏休みを過ごせたでしょうか。
残念ながら、5年生の自然学校は延期になりました。この日に向け1学期には学級・学年で準備や事前学習に取り組んだり、夏休みには個々に体力づくりや規則正しい生活を送ったりしてきたと思いますが、今はその成果を今日からの日々の生活に生かし、来るべき自然学校では思い存分発揮してほしいと思います。
さて、2学期は1年で一番長い学期です。言い換えれば「挑戦の2学期」です。様々な学習の他、体験的な学びもたくさん計画されています。今の学年で一番成長できる学期でもあります。夏休みにリフレッシュした心身と蓄えた学びの成果を大いに発揮してほしいと思います。
もちろん暑い日も続き、熱中症も心配です。感染拡大の恐れのあるコロナも心配です。さらに風水害や台風などの災害にも注意が必要です。本当に先行きが不透明です。「今までこうだった」とか「こうあるべき」といった「今までの常識」は通用しない時代が到来しているかもしれません。こんな時代だからこそ、自分で考え、自分で正しく判断・行動できる人づくりが私たちに求められているといっても過言ではありません。
新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた対策について(お願い)
現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が急激に進んでおります。小野市が含まれる北播磨地域でも感染、濃厚接触が広がっていることに危機感を募らせております。つきましては、2学期の開始にあたり、次の点について留意をお願いいたします。
(1)検温、マスクの着用、手洗い・消毒・黙食等の基本的な感染症対策にかかる対策を改めて徹底ください。(マスク着用は熱中症対応とメリハリをつけてください)
(2)小学生を含む若年層及び保護者世代の感染が顕著(感染者の割合は全体の7,8割との報道もあります)になっており、家庭、職場や学校における感染拡大が危惧されます。「集団以外の人と人との交流(人流)」を可能な限り減らすように努めてください。
(3)感染拡大防止の観点から、感染・接触情報は、速やかに報告いただきますよう重ねてお願いします。
(4)結果的に感染したり、(濃厚)接接触者になったりすることや感染が拡大することがあっても、責められるものではありません。感染された方が不安や悩みと闘っておられる中、それが差別・中傷につながらないよう思いやりを持った対応を心がけたいものです。
保護者の皆様におかれましては、上記のことはすでにご承知されていることと思いますが、改めて再認識をして、感染状況が厳しい中でのコロナに打ち勝つため備えていただきますよう、よろしくお願いいたします。
【追伸】今日は始業式。コロナ感染対策のためリモートで始業式を実施しました。直接子どもたちと対面ができませんでしたが、しっかりと話を聞いてくれました。以下、始業式の様子を写真で紹介します。
2学期は脳を鍛える学期
小野市は脳科学理論をもとに教育活動を行っています。その「脳科学理論」をより理解していただくためのyoutubeチャンネル<川島隆太先生の夢と希望をかなえる脳科学 Short Seminar>が開設されています。今後、紹介していきます。
新しいお友だちの自己紹介
校長先生の3つの話
田中希実選手から学ぶこと
2学期決意のことば