レア度:よく見かける。ただし、葛登支に生息しているわけではない。
形態:陸生の動物で体が濡れることを嫌うため、葛登支で見られるものはウェーダーを装着していることがほとんど。蛍光オレンジの上着やビブスを着ているものは、主に北海道大学の特定の群れに属すと考えられる(現在確認されている個体リストはこちら)。ドライスーツを着た個体も年によっては出現する。基本的にバケツを片手に持ち、ピンセット、網、カメラなどを携える。雌雄異体であり、その性比は年によって変動する。
生息域:平磯に通年見られる。
生態:葛登支では大潮の干潮時にのみ見られ、居住する個体はいない。個体の行動には複数のパターンがあり、大まかに分ければ生物の採集や、ライントランゼクト・コドラート調査のような方法による他の種の分布や生態の調査が主である。主にヤドカリ類を探しているが、それらを食物として利用することはない。
その他:葛登支では「漁協様への事前連絡」をしてサンプリングしています。