イエネコ

Felis silvestris catus Linnaeus, 1758

レア度:葛登支にはいない(野良はいるかも?)

形態:体色や尾の長さの変異幅が大きい。毛色に加えて縞模様の有無や白い毛との組み合わせで「白黒」「黒」「雉白」「サバ白」「錆」などと呼称される。特に額に三角形に模様の入った個体を「ハチワレ」という。ただし、人為的に品種改良された血統の毛色はこれに当てはまらないことも多い。野良猫のうち、耳に切れ込みが入った猫を「サクラ猫」といい、ボランティアによって避妊・去勢手術が行われた個体である。きくという個体がこれにあたる。


生息域:世界中に、ヒト Homo sapiens と同所的に生息する。とある研究室にもたまに出現する。

生態:4本足で歩く生き物。ジジという個体はポンポンがとっても好き。まるという個体は仰向けになるのが趣味。

その他:中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコ F. s. lybica が祖先種とされる(Driscoll et al., 2007)。

2020年 りった ジジという個体
2016年 深澤 きくという個体
2016年 深澤 まるという個体
2019年 大友 港の落とし物
2021年2月6日@大間 りった
2021年5月 とみよしブドウガイだね
2021年5月 とみよし小さいジジ

引用文献:

  1. Driscoll, C. A., Menotti-Raymond, M., Roca, A. L., Hupe, K., Johnson, W. E., Geffen, E., Harley, E. H., Delibes, M., Pontier, D., Kitchener, A. C., Yamaguchi, N., O'Brien, S. J. and Macdonald, D. M. 2007. The near eastern origin of cat domestication. Science 317: 519-523.