シロウスボヤ?

Didemnum cf. moseleyi (Herdman, 1886)

レア度:いつでも見られる

形態:厚さ1㎜程度の薄い群体を形成する種で、基質表面を這うように、または覆うように広がる。群体は白く見えるが、これは本種の持つ「コンペイトウ型」の骨片が密に分布して色が透けるためである。共同排出腔?はぎざぎざした星のような形。

生息域:黒潮の影響下にある海域の潮間帯、とされるが果たして…?

生態:

その他:ウスボヤ科 Didemnidae の分類は非常にカオスである。未成熟標本では属レベルの分類もままならず、幼生が得られなければ種に落とすことはできない。本種も生息域的には葛登支に生息しないが、他に類似種がなく、?マーク付きで同定を行った。

2021年3月 大友