カギノテワレカラ

Caprella subinermis Mayer, 1890

レア度:たまに見られる

形態:体長は1~2㎝くらい。ホソワレカラに非常によく似るが、唯一第5~7胸脚(基質をつかんでいる3対の脚)の前節(第6節)の根元に、「把握棘」と呼ばれる、かえしのような突起があることで識別できる。頭部や胸節の背面に目立つ突起はない。第1・2触角はともに短い。第2触角の下側には、短いが剛毛が生える。エラは細長い長ナスのような形で、付け根で少々ひん曲がる。

生息域:葛登支では、平磯の海藻をソーティングすると見つかるが、数はあまり多くないように思う。

生態:

その他:

2020年12月 大友
2020年12月 大友第7胸脚を拡大、把握棘がある