フツウギボシイソメ
Lumbrineris latereilli (Audouin & Milne-Edwards, 1834)
レア度:よくわからない
形態:体幅5㎜くらいと細いが、30㎝の長さまで大きくなる。ギボシイソメよろしく、頭部に眼や突起は全く無いが、ギボシと比べて頭部がより細長い。また、頭部後端の背面には黒く見える「顎器官 (??)」がある。頭部の直後2節は「囲口節」といい、本種では1節目が2節目より長い。体は赤~ピンク色を呈し、金属光沢があり、各節に褐色のもやもやとした模様がある。また、疣足の足棘は黄色であり、ギボシの足棘は黒であることからも識別は可能。
2021年3月 大友この個体は体が途中でちぎれている、ごめん
引用文献:
西平守孝・土屋誠・佐藤正典, 1983. Lumbrineris latrelli (Audouin et Milne-Edwards) の生殖行動と若虫の分散. ベントス研究会誌 24: 24-33.