フサゴカイ科の1種

Terebellidae sp.

レア度:いつでも見られる

形態:体長5~10㎝程度。頭部には多くの糸状の口触手を持つ。口触手はそれぞれを自在に動かすことができ、長く伸び薄黄色をしているほうは粘着性があるため、石やバケツなどによく張り付く。加えてその根元には、鮮やかな赤色のちぢれた短い触手(鰓かも?)もある。頭部先端には、口触手に埋もれるが、半円形の上唇がある。体は薄い黄色~朱色。よく丸まるため観察は意外に難しい。

生息域:葛登支では転石の裏側に、口触手でへばりついている個体が頻繁にみられる。

生態:体に砂や礫をつけている個体はよく見られるが、棲管を作るようには思えない。

その他:

2020年9月 大友
2020年9月 大友口触手の中心には上唇が伸びる
2020年10月 りった