原卵黄目の1種②

Prolecithophora sp.

レア度:いつでも見られる

形態:体長は1㎜かそれ未満の極小生物。触角らしいものがないため、ウミウシ類とは異なるグループの生物である。体色は鮮やかなレモン色で半透明。体内のもやもやが腸管と思われるため、無腸目ではなく原卵黄目 Prolecithophora の1種とした。外見的にはプラギオストームム科 Plagiostomidae っぽいが、詳細は不明。

生息域:葛登支ではフジマツモの中から出現する。

生態:動きはかなり素早い。水中の何もないところでも滑るように移動するため、何か粘液のようなものを出しているのかもしれない。

その他:

2021年3月 大友