『軌跡』が繋ぐ3寮同窓の会 発足にあたって
2023年4月、たった一人で書き始めた『新寮闘争の軌跡』でしたが、その後、少しずつ新たな繋がりが生まれ、HPが誕生し、そして遂にこのような3寮の同窓生を結ぶ新たな集まりのスタートラインに到達することができました。
まさに画期的な出来事といわなければなりません。
1960年代後半の新寮闘争の最高潮期に共に闘いの先頭にたった3寮の同志を始め、70年代の同窓生、そして、80年代に入寮し『軌跡』アドバイザーとして貴重なご助言をいただいている團野さん、さらには最後の寮生として泉学寮存続運動を英雄的に闘い抜いた冨樫さんにも参加いただき、3寮の垣根、年代の垣根をいっさい取り払った新たな連合組織の誕生という、まさに金沢大学の歴史に残る素晴らしい瞬間を迎えることができました。
むろん、時代の変遷の中で、寮生の意識や行動が大きく変化してきたことは間違いありませんが、「教育の機会均等を保障する厚生施設としての学寮」で貧しいながらも青春を謳歌し、政治の腐敗、戦争への道に抗して「寮の自治」を死守して闘い抜いてきた私たちの歴史と志は何物にも侵されるものではありません。
たいへん残念ですが、金沢大学の3つの自治寮がすべて廃寮・解体されてしまいましたが、こうした私たちの志を次代にしっかりと伝えていくことが、私たちの使命ではないかと思います。
この会の発足を契機に、お一人お一人がお知り合いに声をかけていただき、この会の着実な発展のためにご協力くださいますよう、どうかよろしくお願いいたします。
繰り返しになりますが、寮の建物は無くなっても、決して私たちの志を破壊することはできません。
その志で強く結ばれた世代を超えた連帯の力で、保守政財界が目論む人づくりの場ではなく、真の「寮の自治」に基づく厚生施設としての新たな学寮を復活させるため、皆で力を合わせて進んでいこうではありませんか。
代 表 塩谷 憲司
『軌跡』編集委員長 松本 政秀
【目 次】
1. 資料館見学と参加者交流会のご案内
2. 開会のあいさつ(代表 塩谷憲司)
3. 資料館との折衝経過(編集委員 神田順一)
4.『軌跡』作成の経緯と今後の課題(編集委員長 松本政秀)
5. 資料館様への御礼と資料閲覧のお願い
6. 3寮同窓の会の御礼とお願い
7. 記 念 の 写 真
8. 参加者の声