2023/05/11 Wed.
昨日は鳳建設・ミライの住宅の森さん主催による住宅空調設計講座に参加してきました。
構造計算の流れと同じく、その住宅に必要な負荷を計算→設備容量の設定→空調計画ができるようになることを目的とした講座です。
第一回目は主に空気線図の使い方を学ぶことができ、今までぼんやりとしかわかっていなかった「潜熱」の存在を把握できた気がします。
確かパッシブハウスジャパンの講座を受講していたときに、
「ドイツのような湿度が低い地域で開発されたエネルギー計算ツールを日本の住宅で使っても、日本では湿度による影響があるため大きな誤差がでる」
というような話を聞いた覚えがあります。
つまり湿度が低い地域では顕熱のコントロールのみで概ね快適な環境が得られるが、そうでない日本では顕熱と潜熱の両方をコントロールすること、
しかもその時期の室内環境によって顕熱のほうをメインでコントロールすべきなのか、潜熱のほうなのか、をきちんと把握することが大事・・・。
というようなことをこれからの全10回の中で学べるのかな、となんとなく予想しています。非常に楽しみです。
しかし、8月から弊社も加入予定の新住協の有名な方々もたくさんいらっしゃって、かなり緊張しました。。