若手の時、「心斎橋2丁目劇場」に出演していたころ、漫才ブームで誰も落語を聞いてくれなかった。落語が始まると、トイレに行ったり、雑誌を読んだりする。そこで、落語に全く関心のない女子中高生たちを笑わせるために人形を使ったり、膝に顔を描いて演じたりして試行錯誤し、人形などの小道具を手足にはめて演じるパペット落語を考案した。 

上方落語の発祥は、神社の境内から始まった。

コロナ禍をきっかけに原点回帰。

東京都のヘブンアーティストも取得し、大道芸に積極的に取り組んでいる。

鶴笑は、ロンドンに四年間住んでいたころ、コベントガーデンでライセンスを取って大道芸をしていた。

鶴笑にとっての原点回帰でもある。

野外で落語会をするようになり、車の上に高座を作り落語会を開催した。鶴笑の芸は発想が斬新でいつも新しいことへの挑戦でもある。