はじめまして!福岡市を拠点に営業している甘口キーマカレーのフードトラック【柿太(Kakita)】と申します。
僕は以前、地元青森市で11年間、消防職員として働いていました。旅行以外で一度も青森を出た経験がなかったこともあり、「一度きりの人生、一生地元暮らしで良いのか?」と疑問を感じ、2年ほど悩んだ末に、消防を辞める決断をしました。
消防は24時間勤務で、出動がいつ掛かるか分からないため、署内で若い隊員同士が協力して朝昼晩の食事を作ります。そこで先輩から教わった調理の経験が、現在の基礎になっています。
辞職後は、ワーキングホリデーでアイルランドを中心に約1年間、欧米を旅し、ホテルで働いたり、アメリカを横断したりと、さまざまな土地で多様な人たちや価値観に出会い、必然的に簡単な英会話も出来るようになりました。
帰国後は日本一周の旅に出て、各地の様子を見ながら景勝地や文化遺産などを巡り、改めて日本の素晴らしさを実感しました。その中でも特に「住み心地の良さ」を感じたのが福岡で、この街に移住することを決めました。
福岡に移り住んでからは、将来なんらかの形での開業を見据えて、中高の勉強をし直し、大学へ一般入学して経営学・商学を学びました。
同時期に、フレンチシェフが営むビーフストロガノフ専門の洋食店「Sachia」で約1年半、調理・衛生管理・店舗運営等について指導していただき、学問と現場の両面から飲食店経営の知識を身につけました。
福岡は、日本でも屈指のグルメシティです。
美味しいお店は至る所にありますが、その一方で近年、急速な勢いで進行する都市再開発とともに、安価な飲食店の減少や観光客の増加による混雑で、昼休み中にランチがとれない、いわゆる「ランチ難民」の問題が起きていることも知りました。
真新しいビルに入った高級店や、食品工場で作られたコンビニ弁当、チェーン店ももちろん素晴らしい存在です。しかし、それでも僕は、福岡らしい「安くて、早くて、美味い」地域に密着した日常の食習慣を、この土地の魅力として大切にしていくべきだと感じました。その思いが「柿太」を始めるきっかけです。
忙しいビジネスパーソンや子ども連れのご家族でも、気兼ねなく立ち寄って、活力を得てまた日常に戻っていけるような一皿をつくりたい。そんな思いからたどり着いたのが、たっぷりの野菜と果物の甘みを活かし、辛さをぐっと抑えた「甘口キーマカレー」です。
カレーを追求すると、どうしても香辛料の風味・辛味が濃縮したスパイスカレーに向かいがちです。僕自身もカレーの味は大好きですが、いつまでも引くことのない辛味が苦手で、「大人でも美味しく食べられる甘口カレー」を求めて、日々改良を続けています。
仕事の合間に食べることを想定し、濃度を高めてハネにくく、少量でも満足感があり、汗をかきにくい。ニンニクはあえて使わず、午後の仕事や商談前でも安心してさっと食べられるように設計しています。また、徹底したコスト管理で、安心安全な食材・資材を信頼ある店舗からできる限り安く仕入れ、手の届きやすい価格で提供することも目指しています。
僕は、若い頃から修行してきた凄腕の料理人ではありません。その代わりに、ここまでの人生を振り返って、お客様と社会、そして自分自身のために「日常のごはん」としてのカレーを試行錯誤を繰り返し仕込んでいます。
「辛いカレーはちょっと苦手」な甘口派の方はもちろん、「短い昼休みに素早くエネルギーを補給したい」ビジネスパーソン、「子どもと一緒にカレーを食べたい」ご家族。誰もが安心して食べられる“日常のごはん”に選んでもらえたらうれしいです。
営業に関してはキッチンカーの機動力を活かして、平日のオフィス街はもちろん、週末のイベントやマルシェ、地域のお祭りなどにも積極的に出店していく予定です。
また、前職の経験を活かし、災害時派遣にも登録しています。そんな日が来ないことを心から願いつつ、もしもの際にはキッチンカーを駆って被災地の力になれればと考えています。
出店場所やスケジュールは、インスタグラムと当サイトで随時お知らせしています。SNSをお使いでない方にも、カレンダーに最新情報を掲載していきますので、「今日はどこに来ているかな?」と、覗いていただけたらうれしいです。
英語メニューもご用意していますので、海外からの旅行者や留学生の方もお気軽にお立ち寄りください。
My name is Kakita, and I run a food truck serving mild curry. We have an English menu, so please stop by.
長々とした文章をここまで読んでいただき、ありがとうございます!
僕のこれまでの人生が詰まった甘口キーマカレーを、ぜひ一度お楽しみいただけたら幸いです。