「魚のいる庭」Fish Garden
「魚のいる庭」は、かつて寿司屋のあった場所からインスピレーションを得て、庭・レストラン・水族館を作り出そうとする試みです。これら3つの場所が、出会いの場としてどのように機能するかを考えます。庭にはさまざまな産地の植物が集まり、レストランには特定の料理を作るための食材が何種類も用意され、水族館には多種多様な魚が集められます。これらすべてにおいて、作り手の好みがそれぞれの組み合わせを決めます。本展覧会では、メキシコ、 ポルトガル、日本を組み合わせた新たな空間へと誘います。
ペーイシ (Peixz)
「ペーイシ (Peixz) 」は、「魚」という意味のスペイン語とポルトガル語を組み合わせたものです。レネ・アバロアとクアーゼ・カチは、静岡県の抜里でこのユニットを立ち上げました。この町は茶の栽培でよく知られますが、二人はこの地で初めて茶畑を見たとき、波を思い浮かべ地元の人々に「この波に飛び込みたい」と話していました。アーティストとして創造することは、無限の可能性を秘めた大海原を泳ぐようだと話すうち、二人は魚について考え始めました。すべての海はつながっているとはいえ、それぞれの地域の温度、環境、特質によって、さまざまな種類の魚が見つかる可能性があります。この数年間、二人はさまざまな国を旅しながら生活してきました。言語、食べ物、イメージの境界を行き来し、新たな組み合わせを見つけながら世界を移動し続けます。