「木」を柱として、地域に根ざした共生建築を目指します
木材の上流側にあたる森林から下流側の建築物まで、木と建築産業を取り巻く環境を総合的に扱う研究センターです。森林資源が豊かな信州おいて、建築物と密接に関わる「木」はこれからの「共生」を考える上で重要な着眼点です。また、信州各地には伝統的な建築物が多く現存し、その保存・再生は信州における「共生」の大きなテーマです。伝統と新しい技術の融合をはかり、現代的な暮らしを営むために寒冷地の気候、地震などの災害に対する研究や技術開発を進めています。
○日時 令和7年3月18(火)13:30~17:00
○会場 信州大学工学部 SASTec3階会議室
○内容
■講演会 13:30~15:00
木と土から生まれる杜の建築 ─ OYAKI FARM を中心に─ 講師:遠野未来 氏(遠野未来建築事務所)
■研究発表会 15:10~17:00
建築の共生に関わる計画、環境、構造分野の研究成果
・15:10~15:40:ポスター発表
・15:40~17:00:口頭発表(木の建築に関する内容を中心に)
■交流会(17:15から同会場にて開催します)
参加費:無料 <交流会参加者のみ、会費(一般:3000円/学生:1000円)をお支払いいただきます>
申込み:氏名と交流会の参加有無をご記入のうえ、事務局宛にEmailで申し込んでください(期日:3/10(月))
<申込み・問い合わせ先>
信州大学 木でつくる共生建築研究センター事務局(松田昌洋)
〒380-8553 長野県長野市若里4-17-1 信州大学工学部建築学科内
Tel:026-269-5347 / Email:mat@shinshu-u.ac.jp
研究キーワード 木造建築・伝統構法・保存・再生・温熱環境・防災対策
伝統的な建築物の保存、再生技術の開発
長野県の気候風土に適した建築デザインの開発
地域エネルギーの活用による建築物の二酸化炭素排出削減技術の開発
長野県産材の活用による建築技術の開発
建築防災対策技術の開発
信州の伝統的な建築物を対象とした調査
寒冷地における建築物の温熱環境調査
長野県内の間伐材を利用した構造材料の強度実験
研究発表会で研究成果や地域の様々な活動を情報発信
木造建築に関わる専門家を招いての講演会
伝統的な建築物の保存・再生を担う人材の育成