2月9日にNHK番組「ダーウィンが来た!」で、サシバに関する番組が放送されました。
サシバの繁殖地の一つである長野県木島平村は、高社山の北側に位置します。
チョウゲンボウの集団繁殖地である十三崖は、高社山の南側に位置しており、ちょうど高社山を隔てて猛禽類の繁殖地が存在することになります。
高社山の麓周辺には水田や畑が広がっており、豊かな生態系があるということですね。
木島平村で生まれた幼鳥たちが松本市の白樺峠へ向かい鷹柱を作って南へ向かっていくのかなと、ちょっと想像してしまいました。
さて、チョウゲンボウはというと、発信器を装着させた複数個体のうち1個体がなんと神奈川県まで飛んでいったようです! ここ一週間は神奈川県にいるようですので、ここで繁殖するんでしょうか?
チョウゲンボウはサシバのように海を渡って越冬するというのはあまり聞いたことがありません。最新技術によってわかってくることがあるんですね。