10月13日に松本市奈川の白樺峠にある、たか見の広場に行ってきました。
昨年から鷹の渡りを見に行っておりましたが、今回はちょうすけも一緒です。
目的は白樺峠にいるチョウゲンボウに会いに行くことです。
普段は地元周辺地域の移動が多いのですが、50キロ以上の長距離移動は今回が初めてです。猛禽類の車での運搬は昨年から試行を重ねており、ちょうすけも移動に慣れてきたところで決行しました。
チョウゲンボウも含めてフクロウなどの猛禽類は視線を外さないよう、体が動いても頭が動かない(ようにみえる)のです。そのため、長距離の移動では場合にもよりますがゲージに入れっぱなしよりも架等につかまらせておいたほうが車酔いしないそうです。もちろん、安全運転で行きますが、急ハンドル急ブレーキはなるべくしないように心がけます。
高速道路での運転中は飛び出すこともなく、興味津々に外の景色を見ていたちょうすけ。下道におりたあとも道の駅などで体調をチェックします。
いざ、出発のちょうすけ
白樺峠に到着し、たか見の広場まで軽く山登りします。ちょうすけを左手に据えた状態で移動しましたが、ちょうすけは暴れることなく周りの景色をうかがっていました。
広場に到着すると、秋晴れの澄み切った青い空に雲が薄くたなびいていて、松本平を一望できる見晴らしのいい景色が広がります。
気温は15~20度と、標高が高い場所にしては快適に過ごせました。
白樺峠の渡りのピークは9月ごろですが、10月に入ってもツミなどの渡りを見ることができます。たか見の広場の定点観測情報をインターネットで確認すると、チョウゲンボウも少数ではありますが過去に観察された記録がありました。
到着したところでノスリとツミの渡りを見ることができました。風が強かったせいか鷹柱を見ることはありませんでしたが、ツミやノスリのほかにクマタカやオオタカ等の渡りを見ることができました。
白樺峠のアイドル、チョウゲンボウのルビアちゃんとも会えてよかったです。ルビアちゃんの飼い主でもある方は、白樺峠の管理メンバーの一人でいらっしゃり、16年以上もルビアちゃんとこの白樺峠に赴き鷹の渡りを観察しているそうです。
ちょうすけは初めて来る場所なので緊張気味でしたが、ルビアちゃんの定位置の隣にいさせてもらいました。昼頃になると周りの景色に慣れてきて羽づくろいしていました。
チョウゲンボウの雌雄がそろうのはめったにないことなので、広場の方々が興味津々にルビアちゃんとちょうすけを観察していました。親子連れも何組かいて、二羽をスマホで撮影していました。
また来年もちょうすけと一緒に白樺峠に行けるといいな~。
緊張気味のちょうすけ
鷹柱はできませんでしたが、数羽が旋回して悠然と飛んでいきました。
ようやく会えたね♬
(左:チョウゲンボウのルビアちゃん 右:ちょうすけ)
【HOMEへ】