<第122回 研究行動・研究組織分科会開催案内>
日時:2026年5月15日(金)18時30分~20時30分(日本時間)
場所:Zoom開催 (※ 今回もZOOMを用いたオンライン分科会です。最下段に記載のURLからお申込みをお願いいたします。お申込みのメールアドレスに、ZoomURLをお送りします。)
講師:笹埜健斗(ささの・けんと)先生(岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 特定教授)
演題:「第四のコペルニクス的転回──AIは「研究する主体」をどう変えるのか」
〇講師の略歴
笹埜先生は教育情報学者・教育工学者・教育AI評論家(フジテレビ『ホンマでっか!?TV』)としてご活躍しておられ、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域特定教授、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、一般社団法人日本教育DX推進協会(JEDPA)代表理事でいらっしゃいます。ご専門はAI×教育(EdTech)、専門はAIと人間の共進化理論で、「AIに教えることで人間が学ぶ」T.E.A.C.H.メソッドを提唱され、高等学校から企業研修まで幅広い現場でAI×教育の実装・研究に取り組んでおられます。「ホモ・シンビオシス(Homo Symbiosus)」の存在論的枠組みを通じて、AI時代の人間像と組織像を問い直す研究を展開中でいらっしゃいます。
〇ご講演について
コペルニクスは地球を宇宙の中心から退け、ダーウィンは人間を生物の頂点から引きずり下ろし、フロイトは意識の主人という幻想を打ち砸いた。そしていま、生成AIがもたらす「第四の傷」は、「知的創造の担い手は人間である」という最後の前提を揺るがしている。という問いをお持ちです。
ご講演では、この問いを「研究組織」の文脈に引きつけ、「画期的な新技術・新商品を生み出す創造的な組織」は、AI以後の世界で何を意味するのかについて、「ホモ・シンビオシス(共生する人間)」という独自の存在論を軸に、AIを「ツール」でも「脅威」でもなく「共進化パートナー」として捕え直す理論的枠組みを提示くださる予定です。
具体的には、(1)「教えることで学ぶ」T.E.A.C.H.メソッドの高校・企業研修での実践事例、(2)AIがイノベーションのフロントエンド(ニーズ探索)からバックエンド(ユーザー検証)までを再編するメカニズム、(3)「個人の創造性」から「人間×AIの共進化圈」へと研究組織の設計思想を書き換える展望を、哲学・実践・政策の三層でお話しいただきます。
「人間だけが研究する時代」が終わるとき、研究組織は何に向かって進化すべきか──学会員の皆さまと、笹埜先生はその問いを共有できれば幸いとおっしゃっておられます。
〇事前申し込みが必要
お申込みは下記URLへ必ず2026年5月14日(木)19時(日本時間)までに事前登録をお願いします。ご登録いただきましたメールアドレスへ当日のZoomURLをご連絡申し上げます。
https://asia-u-ac-jp.zoom.us/meeting/register/pu0rS30bSdyyaUhPWh-1bQ