ご挨拶
第33回日本レーザー医学会西日本大会(旧関西地方会)の会長を拝命いたしました、大阪市立大学皮膚科 小澤俊幸でございます。
日本レーザー医学会西日本大会は、関西地方会が発展したものであり、本大会が名称変更後の1回目の大会となります。
本来であれば、本大会は2020年7月4日に九州大学大学院興雄司教授会頭のもと、開催される予定でありましたが、COVID-19感染症の蔓延により、2年連続の開催中止となってしまいました。諸事情により、今年は興教授の会頭継続が難しいことから、関西支部会事務局長を務めさせていただいている私が開催させていただくことになりました。
昨今の学会は、COVID-19の感染予防の観点からweb開催が多くなっておりますが、活発な質疑応答を期待しますと、やはり対面の学会の方が秀でていると思います。よって、本学会は対面学会で行うことを第一に考えます。しかし、この原稿を書いています2021年1月中旬ではオミクロン株による第6波の到来ともいわれており、大会当日の状況は全く不明です。対面もしくはweb開催の判断をなるべくギリギリにするには、大会自体をスリム化し、臨機応変に対応できることが必要であると考えています。
そこで、今大会のテーマである“原点回帰”にも関連しますが、学会の本来の目的である発表と質疑応答のみ(ランチョンや親睦会は食事が伴いますので感染リスクが高いため)で行おうと考えています。また、新たな試みとしてPDDTフォーラムと合同開催を行います。
繰り返しになりますが、大会当日まで、どのような開催になるのかが不明であり、発表演者及び参加学会員様には、多大なご迷惑をおかけしましますが、学会成功のために尽力させていただきますので、皆様のご参加・ご発表をお願い申し上げます。
最後になりますが、当日会場で学会員の皆様とお会いできることを心より望んでおります。
2022年1月11日
大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学 准教授
小澤 俊幸