ラテン・アメリカ政経学会
第61回(2024年)全国大会プログラム
大会テーマ 「21世紀第2四半世紀ラテン・アメリカの開発見通し:
行き詰まりから飛び出せるか、まだ苦難は続くのか」
ラテン・アメリカ政経学会
第61回(2024年)全国大会プログラム
大会テーマ 「21世紀第2四半世紀ラテン・アメリカの開発見通し:
行き詰まりから飛び出せるか、まだ苦難は続くのか」
DAY 1
9:30-10:00
受 付
10:00-11:30
自由論題セッション1
座長 岡田勇(名古屋大学)
鋪田今日子(横浜国立大学大学院)「食支援組織と政治との関わりについての―考察:
討論者 中沢知史(立命館大学)
岩間真菜(神戸大学大学院)「男女・民族間の所得格差と教育の役割:ペルーの事例」
討論者 清水達也(同志社大学)
河合沙織(龍谷大学)、レオナルド・コヘイア(大阪大学)「政治的分極化に関する
新聞見出し分析:2002年,2022年ブラジル総選挙の比較」
討論者 松野哲朗(中央大学・神奈川大学)
11:30-13:00
自由論題セッション2
座長 住田育法(京都外国語大学)
磯田沙織(神田外語大学)「ペルーにおける大統領弾劾回避事例の比較研究」
討論者 宮地隆廣(東京大学)
浦部浩之(獨協大学)「ソ連解体後のロシア・ラテンアメリカ関係の展開」
討論者 高橋亮太(東京外国語大学)
道下仁朗(松山大学)「ボリビア・チリ経済補完協定にみる経済と政治の相関関係」
討論者 村上善道(神戸大学)
13:00-14:00
休 憩
(理事会 [204演習室])
14:00-15:45
企画セッション1
司会 高橋百合子(早稲田大学)
笛田千容(駒澤大学)「エルサルバドル在外選挙2024―投票参加の拡大とブケレ支持の
背景」
高橋百合子(早稲田大学)「メキシコにおける在外投票権拡大と投票参加の実態:2024年
選挙に着目して」
坂口安紀(日本貿易振興機構アジア経済研究所)「ディアスポラの政治:世界規模で連携
するベネズエラの反政府派政治家・市民の政治活動」
討論者 狐崎知己(専修大学)、舛方周一郎(東京外国語大学)
16:00-17:00
会員総会
17:00-
Keynote Speech
Chinese Rise and the Brazilian Economy: Opportunity and Challenges
Prof. Carlos Aguiar de Medeiros (Universidade Federal do Rio de Janeiro)
18:30-19:30
懇親会
会場:清和館2階
会費:会員2,000円、非会員を含む学生1,000円
DAY 2
10:00-12:00
企画セッション2
司会 村上勇介(京都大学)
村上勇介(京都大学)
「サンマルティン州の政治社会─1980年以降の変動─」
清水達也(同志社大学)
「サンマルティン州におけるカカオ生産」
藤澤奈都穂(筑波大学)
「ペルー、サンマルティンにおけるアグロフォレストリーに関する実践と政策」
討論者 柴田修子(同志社大学)
12:00-13:00
休 憩
13:00-14:30
特別企画セッション
21世紀のラテンアメリカ社会に関する教科書作成研究会をベースに」
司会 近田亮平(日本貿易振興機構アジア経済研究所/大会プログラム委員長)
宇佐見耕一(同志社大学):「ラテンアメリカ地域研究の学部教育―同志社大学グローバル地域文化学部の事例」
小林貴徳(専修大学):「ラテンアメリカにおける災害・防災をどう伝えるか」
鈴木茂(名古屋外国語大学):「「移民」をテーマにラテンアメリカ・カリブ海地域(LAC)への関心をどう引き出すか?」
本セッションは、日本の若年層は少子高齢化で減少するとともに、ラテンアメリカへの関心は必ずしも高くないという、特別シンポジウムと同様の認識にもとづいている。
討論者:勝康裕(日本貿易振興機構アジア経済研究所 出版アドバイザー)
14:40-16:30
特別シンポジウム
「次代のラテン・アメリカ研究のために還暦を迎えた本学会に期待されること」
司会 近田亮平
小池洋一(立命館大学/ラテン・アメリカ政経学会 元理事長 )
村上勇介(京都大学/日本ラテンアメリカ学会 前理事長 )
「日本における(ラテンアメリカ)地域研究の盛衰:1990年代以降の学術行政との
佐藤祐子(Central European University)
浜口伸明(神戸大学/ラテン・アメリカ政経学会 理事長)
「ラテン・アメリカ政経学会研究奨励宣言」
討論者 内山直子(東京外国語大学):地域研究の大学の中堅教員・研究者
ラテン・アメリカ政経学会は、日本におけるラテンアメリカ研究のパイオニアの学会であり、今年2024年で創立60周年を迎える。本特別シンポジウムでは当学会の歩みとともに、日本のラテンアメリカ研究の現状や今後について、異なる世代のラテンアメリカ研究者に報告や見解を述べていただく。そして、参加者と一緒に議論や理解を深めることを目的としている。