科学コミュニケーション部会

科学コミュニケーション部会

科学コミュニケーション部会からのメッセージ

科学コミュニケーション部会は,2020年度に新たに立ち上げた部会です。大気環境の諸問題は,国民や地域住民の生活や健康に深く関わりがあるため,問題の理解促進や解決に向けた協働を進めるためには,国民や地域住民へのわかりやすい解説や効果的な情報発信,国民や地域住民との対話などの双方向コミュニケーションが不可欠です。こうした科学コミュニケーションについて,会員の知見やノウハウの増進,他分野での取り組みなどの情報共有,会員相互の意見交換などの場を企画し,科学コミュニケーションの実践と質の向上につながる活動を進めてまいります。


部会長 長谷川 就一(埼玉県環境科学国際センター)

行事予定・告知


科学コミュニケーション部会 研究フォーラム

変化する社会の中で大気環境の知見や資源を生かす取組と発信を考える


日時: 2024年6月7日(金) 15:00~17:00

場所: オンライン(Zoom)

プログラム:

・話題提供

「大気環境常時監視データはまだまだ活用できる」

  (一財)大気環境総合センター/愛媛大学名誉教授 若松 伸司氏

「モニタリング:これまでとこれから」

  東京農工大学名誉教授 原 宏氏

・ディスカッション


参加申込など詳細はこちら(pdf)をご覧ください

終了した講演会など


科学コミュニケーション部会ワークショップ

大気環境を楽しくわかりやすく伝えるには?―イベントにおけるコンテンツを考えよう―


 研究所・研究室・施設などでは,市民(大人)、中高生、小学生、子供などを対象とした、実験教室や講座、サイエンスショー、研究室・研究所・施設公開などの「イベント」を開催しているところが多いと思います。そのイベントにおいて行っている、大気汚染・大気環境に関する実験や実演、参加者体験、クイズ・ゲームなどの「コンテンツ」には様々なものが考え出されている一方、もっとよいものができないか悩んでいるところもあると思います。

そこで、こうした「イベント」における「コンテンツ」の実践例を紹介し合うとともに、楽しくわかりやすく伝えるにはどうしたらよいか、どんな工夫がありうるかを議論する機会を企画しました。今後それぞれの実践に生かしていくきっかけとなれば幸いです。ご関心のある方はぜひご参加ください。


日時: 2023年6月27日(火) 15:00~17:15

場所: オンライン(Zoom)

対象: 大気環境学会会員(関東支部所属以外の会員も歓迎、学生会員・法人会員 B・賛助会員・名誉会員も含みます)、大気環境の調査・研究や行政に携わっている方

プログラム:

・「イベント」における「コンテンツ」の実践例の紹介

 「NIESの研究所公開(コロナ禍前) ~PM2.5測定やデジタル地球儀など~」

   国立環境研究所 佐藤圭氏

 「JARIの研究所公開 ~ドローンやDPFなど~」

   日本自動車研究所 森川多津子氏、早崎将光氏

 「オゾン生成実験を通して大気汚染を身近に考える!」

   大阪府立環境農林水産総合研究所 西村理恵氏

 「粒子カウンターを用いてマスクの効果を調べよう!」

   慶應義塾大学環境化学研究室 奥田知明氏

・ディスカッション


ご案内のPDFはこちら(pdf)をご覧ください


科学コミュニケーション部会 研究会(PDF)

<経験を今に生かすヒントを考える>「PM2.5」

日時:2022年11月29日(火) 14:00~16:20

場所:オンライン(Zoom)

プログラム:

話題提供

・科学コミュニケーションの視点でPM2.5問題を振り返る

   長谷川 就一(埼玉県環境科学国際センター)

・地方環境研究所の研究成果を行政的に活用していくためには何が必要なのか?

  ―PM2.5に関する研究を例に―

   豊永 悟史 (熊本県保健環境科学研究所)

ディスカッション

講演概要、詳細はこちらをご参照ください。



科学コミュニケーション部会キックオフセミナー(PDF)

「科学コミュニケーションって何? ―“つたえる・つくる・つなぐ”の概念と実践―」

日時:2021年5月20日(木) 14:00~16:45

場所:オンライン(Zoom)

プログラム:

基調講演

・科学コミュニケーションの来し方行く末

   古澤 輝由(立教大学理学部)

話題提供・事例紹介

・実施ハードルの高い大気環境教育 ―調査研究スキルの教育活用―

   齊藤 由倫(群馬県衛生環境研究所)

・サイエンスカフェの企画と実践 ―対話に向けた場のデザイン―

   須賀 丈(長野県環境保全研究所)

・大気汚染をどのように見せるか? ―実感を伴った理解のための工夫―

   長谷川 就一(埼玉県環境科学国際センター)