研究会メンバー
日本語で書かれたテキストの読解力を高めるため、2019 年 3 月に設立された団体です。 所属会員は国語/日本語、算数/数学、英語の教育研究者です。 現在、「日本語リーディングリテラシーテスト」「日本語リーディングリテラシー錬成BOOK」をはじめをリーディングリテラシーに関する教材、デジタルコンテンツを開発しています。
日本語で書かれたテキストの読解力を高めるため、2019 年 3 月に設立された団体です。 所属会員は国語/日本語、算数/数学、英語の教育研究者です。 現在、「日本語リーディングリテラシーテスト」「日本語リーディングリテラシー錬成BOOK」をはじめをリーディングリテラシーに関する教材、デジタルコンテンツを開発しています。
<研究員>
堤 晋介(算数・数学塾経営、オンライン塾講師)
難波 俊樹(東京富士大学准教授、私立中高講師)
久保 裕介(小松大谷高等学校教諭)
白戸 治久(学習情報研究センター 研究員)
木村 拓哉(仮)(某大手塾講師 理数担当)
ごあいさつ
「日本語リーディングリテラシーテスト」は、現代社会において社会人、学生の皆様に求められるリーディン グリテラシー、つまり「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、 書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」(OECD・PISA 調査における定義)を「知識・情報・デー タ読取・論理・文脈・内容把握」の 6 つの観点から測定評価し、その修得やスキルアップへの道筋を示すテス トです。
従来、読解力とは「文学的文章や説明的文章などの連続型テキストを読み、その内容=情報を取り出す力」 と捉えられることが多く、その修得が目指されてきました。しかし、複雑化・流動化する現代社会のビジネス シーンにおいて、学習の場において求められるのはこれに終始せず、より多元的なスキルを備えた「新・読解力」 であると言えます。
この「新・読解力」が試される場のひとつが 2021 年から実施される「大学入学共通テスト」です。OECD(経 済協力開発機構)が実施する PISA 調査(生徒の学習到達度調査)にお いてわが国の読解力低下が懸念される中、ここでは文部科学省の「読解力向上プログラム」が目指す PISA 型読解力、具体的には1「テキス トに書かれた情報を取り出せる」だけではなく、2「理解・評価(解釈・ 熟考)ができる」3「テキストを利用したり、テキストに基づいて自 分の意見を論じたりするなどの活用ができる」能力が問われます。そ して、従来型の文学的文章や説明的文章といった連続型テキストだけ でなく「図・グラフ・表などの非連続型テキスト」を含む資料を採用 するなど、従来のアプローチとは一線を画す方法で評価されることが 予想されています(「大学入学共通テスト 第 2 回試行調査」による)。
従来型読解力から「新・読解力」へ。この歴史的転換点を生きる中 学生、高校生、大学生、社会人の皆様に広く本テストをご活用いただき、 現代グローバル社会において求められる「世界基準の読解力」の修得 に貢献することを願ってやみません。
日本語リーディングリテラシー研究会 代表 永田 麗
[代表:永田麗]
[堤晋介]
[難波俊樹]
[久保裕介]
[白戸治久]
[木村拓哉(仮)]
[名前]
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