介護福祉研究
介護福祉研究の電子雑誌化
このHPの目的
このHPの目的
1993年4月1日に日本で初めての介護に関する研究雑誌である「介護福祉研究(ISSN0919-2492)」を発刊してからおよそ30年の月日が経ちました。その間に1999年6月に通巻第1号から第10号、2016年4月には通巻第11号から第20号を製本化し、全国の介護福祉系大学・教育機関などに献本しました。これと並行して1992年11月4日に全国に先駆けて介護についての研究を目的とし発足した岡山県介護福祉研究会、中国・四国介護福祉学会では、全国から先進的な実践・研究を行っている講師を招いてのシンポジウムならびに一般演題発表を開催してまいりました。この度発刊30年の節目に2023年に通巻第36号までの全巻を電子雑誌化し、より持続性・汎用性のある研究雑誌の構築を目指すことといたしました。近年の情報技術の発展には目を瞠るものがあり、学術研究の場でも研究手法、研究成果の発表・保存方法は実に多様化しております。その反面、書籍の電子化に伴い、従来の文献保存方法では先人たちが紡いできた叡智の糸を、将来を担う若い世代につなげることが難しいのではないかという懸念が年々大きくなっていました。今回「介護福祉研究」全巻の電子雑誌化により、介護の研究のネットワークが世代を超えて世界に向けて構築されることを祈念します。