来園者からは見えないところにあり、普段は公開していません。
動物病院があり、ケガや病気の動物たちを治療します。また、さまざまな理由から展示エリアでくらせない動物たちがバックヤードでくらしています。動物たちが少しでもいい環境でくらせるように工夫したり、展示エリアで再びくらせないか調整したりしています。
2025年7月 室内用ケージ3基を新設しました!
バックヤードの飼育環境改善のためにとご寄附金をいただき、ケージ3基を新設することができました!限られたスペースですごしている動物たちに、少しでも広く、快適な場所ですごしてもらえるようになります!現在整備を進めています!
ご支猿、本当にありがとうございます!
ケガや病気の動物たちの治療をします。入院室もあります。
さまざまな理由で展示エリアでくらせない動物たちがケージの中でくらしています。
カニクイザルやヤクシマザルのグループがくらしています。
8:30 健康確認
便や食べ残しの状態は動物の健康を推察する大切な情報源です。朝必ず確認をします。入院中の個体は特に注意して観察し、記録をつけます。
8:45 朝食給餌
朝はあっさりとしたキュウリやリンゴ、ニンジンなどを給餌します。食欲や反応をしっかり確認します。
9:00 動物病院の掃除と給餌
掃除ののち、各個体の症状に合せてメニューを調整しながら給餌します。薬が処方されているときは食べ物に混ぜながら投薬します。
10:00 病院以外の施設の掃除
早くキレイにをモットーに掃除します。
11:30 葉野菜給餌
採食の機会を増やすために、朝食と昼食の間にも給餌をします。比較的カロリーの低い葉野菜をたっぷり食べてもらいます。
13:00 昼食給餌
固形飼料と少量のフルーツを給餌します。動物たちの食欲や食べ方に異変がないかなどは毎回チェックします。
13:30 作業
とまり木をつけたり、群れづくりをしたり、誕生日会を開いたり、動物たちのためにできることはなんでもやります。
治療
治療や検査があれば補助をします。予定していた治療以外にも急患が運ばれてくることもあります。いつでも対応できるよう常に心と道具の準備をしています。
15:00 夕食給餌
サツマイモを中心に給餌します。群れの中で痩せている個体には個別にたくさん給餌できるようトレーニングしています。
16:45 消灯、枝葉給餌
消灯時には毎日採りたての枝葉を入れます。寝るまでの間に食べたり、いじったりして、暇つぶしができるようにしています。
17:00 記録・引き継ぎ
その日あったことを日誌に記録します。また翌日以降の予定をスタッフ同士や獣医師と確認して終了です。
1994年5月19日来園
推定50歳オーバーという驚異の美魔男。下の犬歯が出ていて一見イカツイ見た目ですが、それをカバーして余りある愛嬌があります。外に出るのが大好きで、おひさまエリアに出るとひなたぼっこをしたり、歌をうたったり、クワの実を摘んだり、ヒトを観察したりと忙しそうで、日が沈むまで帰ってきません。
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2010年1月21日生まれ
2010年にバックヤードのケージの中でうまれ、展示エリアに飼育スペースもないため、そのままバックヤードの屋内飼育施設でくらしています。一度も外に出たことがなく、変化に乏しい環境でくらしていたので、普段と違うことがあると敏感に反応してしまいます。母親に育てられているので、コミュニケーションはちゃんと取れます。スタッフにグルーミングしてもらったり、追いかけっこやくすぐり遊びをするのが好きです。鼠径ヘルニアの持病があります。多目的ルームには慣れてきましたが、まだ外に出ることはできていません。部屋からよく外をのぞいています。
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1999年4月27日生まれ
もともとモンキーバレイの第1位のオスでした。順位をめぐる争いに負け、群れの中にいられなくなりバックヤードにやってきました。ものすごく大きな器の持ち主で、ケガや体調不良で一時的にやってきたヤクシマザルとは、基本的にすぐ同居できちゃいます。とっても食欲旺盛で、20代後半とは思えないほど軽やかな動きを見せてくれます。
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1991年6月9日生まれ
なんとモンキーセンターにいるヤクシマザルの中で1番年上で、驚異の30歳越え。バックヤードで群れでくらしていましたが、心臓病を患い、気候や激しい運動により心臓に負担をかけないよう現在は1頭で暮らしています。まだまだイケイケかつ大人の渋さで魅力満点なタイマイです。おひさまエリアにいるときに、「ふぐぅ」という声が聞こえたら、それはきっとタイマイ。
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2001年4月9日生まれ
バックヤードの中で1、2位を争う気の強さの持ち主。自分より順位が下のメスには容赦しない。順位が上のオスにはたくさんグルーミングします。ちなみにスタッフに対してもめちゃめちゃあたりが強いです。病気により脾臓を摘出しており、血が止まりにくい体質です。顔色は白く、体調も崩しやすいですが、最近は投薬しなくても体調が安定しており、安心してます。現在はヒャポタと同居中。
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2007年5月14日生まれ
モンキーバレイでもっとも猿顔⁉と呼ばれていたヒャポタ。体調を崩しやすく、モンキーバレイので生活が難しくなったためバックヤードにやってきました。血が止まりにくい体質。グルーミングの力が強いため、同居中のノンタンが禿げそう...
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1998年1月11日来園
食欲満点!枝葉を食べてるときの豪快さには惚れ惚れ!キュートな顔して超気が強い!視力が低く、ほぼ見えていない状態かつ心臓病を患っています。プライドの高さからか、どんな個体も受け入れるタイマツとも同居できず...。しばらく1頭ですごしていた、そんな時に現れた紳士ノイズ。ノイズからグルーミングをたくさんしてもらって全身フワフワになりました。
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2004年5月12日生まれ
クリスプとの同居のときに素晴らしい社会性を発揮。紳士ノイズと勝手に呼んでいます。おなかが弱めで、モンキーバレイでの生活が難しくなったためバックヤードに来ました。気の強いクリスプも上手に牽制、交渉をして見事一緒に暮らせることに。たまーにおなかを崩しちゃいますが、たくさん食べて元気に過ごしています。
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1995年8月3日生まれ
「穏やかな性格」といえば、満場一致でツミナの名前があがります。数年前までアジア館でくらしていましたが、視力の低下によりバックヤードへ。同種のカニクイザルから異種のベルベットモンキーやヤクシマザルとも同居したことがある驚異の社会性の持ち主。グルーミングのクセが強すぎてほぼ叩いているような状態ですが、されている個体は気持ちよさそう。これが関係が安定する秘訣...?
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1992年6月23日生まれ
「モナちゃん」という愛称で呼ばれているモナリザ。30歳超えの高齢で、基本動きはゆっくり。でもまだまだしっかり動けます。好きな食べ物を見たり、食べたりすると声が出るタイプ。くっつくのが好きなのか、同居しているツミナがステップから降りてくるとすかさず寄り添いに行きます。
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2010年7月4日生まれ
モンキーセンターのシシオザルの中で一番立派なたてがみを持っています。ケガの治療のため、右足のひざから下を切断。てんかんの持病があるので毎日ムシイモで薬を飲んでいますが、超がつくほどの偏食家なので突然「これでは飲みたくありません」と主張し、スタッフを戸惑わせます。
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1995年1月21日生まれ
ブラックホールなみに無限に入る頬袋がチャームポイント。大好きな葉野菜を頬袋に入れている時が1番表情がイキイキしている気がします。バックヤードにやってきたときは痩せていましたが、今はお腹まわりも立派になりました。ちょっとダイエット中。視力が低いため、給餌や掃除の時などにはこわがらないよう「アルミちゃーん」と声をかけるようにしており、毎回ちゃんと反応してくれます。
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2007年3月27日生まれ
人工哺育で育ち、精神的にやや不安定でたくさんの人の前に出ると自分のことを傷つけてしまうため、人の出入りが少ない病院ですごしています。とっても好奇心が旺盛で、巣材用に入れているタオルが大好き!毎朝掃除のときにタオルを交換しようとすると、それまで使っていなかったのにすごい勢いで駆けつけてきます。いつもごめん...と思いながら回収するスタッフです。声がとても高くて大きいので、病院の外までよくサキの声が聞こえます。
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2008年7月29日生まれ
2004年2月25日生まれ
2005年4月15日生まれ
公式ブログ『飼育の部屋』でのカニクイザルたちの個体識別はコチラ
ウナギ群
2008年6月24日生まれ
2008年5月28日生まれ
2006年4月17日生まれ
2006年5月11日生まれ
2011年5月22日生まれ
公式ブログ『飼育の部屋』でのウナギたちの記事はコチラ
タガメ群
2008年3月31日生まれ
2010年4月3日生まれ
2006年5月14日生まれ
公式ブログ『飼育の部屋』でのタガメたちの記事はコチラ
かつてはシンというメス個体と一緒にくらしていましたが、2019年にシンが糖尿病治療のために入院してからはひとりぐらしです。シンとの同居再開が見込めないため、2020年6月にアフリカ館に移動し、新しい仲間とくらしています!
公式ブログ『飼育の部屋』でのブルーの記事はコチラ
※検索機能の都合上、違う「ブルー」も出ています。ご了承ください。随時更新します!