越境・Openのための逗留地
図書館総合展2025
2025年10月22日(水)〜24日(金)
図書館総合展2025
2025年10月22日(水)〜24日(金)
「越境・Openのための逗留地」は、博物館をはじめとする様々な文化施設や地域社会への越境や2025年の状況にあわせたデータのオープン化を論じられる場、そして図書館総合展の会場内で一息ついて逗留できる場です(畳スペースを設置します!)。
この「逗留地」は、次世代型文化施設フォーラムとOpenGLAM JAPANの以下のメンバーで運営します。
大向一輝(東京大学)/呉屋美奈子(恩納村文化情報センター)/佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)/佐々木秀彦(アーツカウンシル東京)/花田一郎(大日本印刷株式会社)/福島幸宏(慶應義塾大学)
次世代型文化施設フォーラムとは、図書館や文書館、博物館などの文化資源機関に関わる有志の活動で、2021年から「越境シンポジウム」を開催しています。このシンポジウムを経て、「博物館・図書館等を基盤として地域文化資源の保全と活用をうながす政策提言」をまとめました。
OpenGLAM JAPANとは、文化施設(Gallery・Library・Archive・Museum)のオープンデータ化をITの活用により促進する活動です。日本では2013年に活動を開始し、2019年の図書館総合展では 「〈Open〉のための逗留地」ブースを設置し、好評を博しました。
2024年にこの両団体が一緒になって、「越境・Openのための逗留地」を展開しました。
今年も、逗留し議論できる空間を作ります。これまでの、また今回の総合展で得られた知見や交流を、具体的な仕組みづくりや新たな取組により結びつける企画を多数開催します。これらを通じて関連組織との交流を図るとともに、図書館総合展という祝祭を使いきる、新たな楽しみ方を提案する「逗留地」になるでしょう。多数の方にお気軽に立ち寄っていただければと思います。
日時:2025年10月22日(水)〜24日(金) 各日10:00〜18:00
会場:図書館総合展会場内(パシフィコ横浜展示ホール)
※各企画の時間は前後する可能性があります。空き時間は議論・雑談など自由にご利用ください。
※ブースイベントは申込不要で参加いただけます。席は先着30名ですが、畳から、あるいは立ち見で周囲から覗き込んでください。
12:00〜12:45
スピーカーズコーナー企画
ミッション再考~神資研の現在地
13:10〜15:30
小さいとこネット関東クラスター「小規模博物館相談室」
小さいところは個性ある博物館がたくさん。どうやって工夫しているの?
ここでは小規模博物館のいろいろなアイディアを共有します。
総合司会 菅根幸裕 千葉経済大学教授、地域経済博物館 館長
あいさつ 13:10〜13:20(10分間) 小さいとこネット 世話人・高田みちよ
「小さいとこミュージアムネットワークって?」
話題提供1 13:20~14:00(40分間)
「小さいとこでもできる博物館登録」
林浩二・亀谷誓一(目黒寄生虫館)・玉井幹司(物流博物館)
博物館施設の登録作業、小規模館では大変かも…と思っている皆さん必見です。心配、不安、再登録したらできることなどいろいろ話しましょう。
話題提供2 14:00~14:40(40分間)
「博物館と学生は何ができる?」
髙橋清仁(ミュゼさぽ)・島津斉明(博物倶楽部)・齊藤有里加(農工大学科学博物館)
博物館で活動してみたい人はいませんか。博物館と学生は一緒にどんなことができるでしょう。みゅぜさぽの高橋さんが運営2年目を迎えた活動とこれからを紹介します。学生ならではのいろいろなアイディア募集。
話題提供3 14:40~15:10(40分間)
「コロナ後に来館者が求めてること」
青柳さやか(Culture+commons')
コロナ後博物館が再開し、再び来館者が訪れるようになりました。これから求められるニーズってどんな事?調査の事例を元に小さいとこだからできることを考えます。
質疑応答 15:10〜15:20(10分程度)
総括 15:25 総合司会
15:30〜17:00に第3会場で「越境フォーラム『文化的コモンズを形成する図書館 地域に展開する』」を開催しています。詳しくはこちら
17:00〜18:00
11:30~12:00
12:00〜13:00
高知県の文化政策を考える
文化政策ラウンドテーブル高知
13:15~14:00
スピーカーズコーナー企画
オープンストリートマップ【WLF2025】
14:30~15:15
スピーカーズコーナー企画
オープンな学術情報データベース,OpenAlexを使ってみた
15:45~16:30
スピーカーズコーナー企画
本が誘う旅、旅が癒す心
11:30~12:00
opSoL企画
【著者と語る時間】カンチョーに聞いてみよう!吉成さんを囲む会
12:15~13:15
「教養としての生態学」著者トーク2
東京化学同人からこの春出版された「未来を生きるすべての人の 教養の生態学」。8月には大阪で編集者対談が行われましたが、その最重要部6章「ヒトの時代の生態系」7章「生態学×異分野と,持続可能な社会の形成」の著者、大澤剛士さん(東京都立大学)をお招きして、その完結編としたいと思います。研究分野を広げたい、という著者の思いをぜひお聞きください。
大澤剛士さん(東京都立大学)×中田兼介(京都女子大)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
14:30~15:15
スピーカーズコーナー企画
図書館におけるイノベーション:フランスの現場では
15:30〜16:30
植物標本画像でいろいろやってみた~越境・Openと自然史博物館~
大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)+佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
博物館の“オープン化”は、いまや世界的な潮流。収蔵資料へのアクセスを広げるため、目録のデジタル化や画像のウェブ公開など、多くの取り組みが進んでいます。
でも、オープン化とはそれだけではありません。館の外からのアイデアや技術的な支援を受け入れることも、博物館をもっと開く大切な一歩です。今回は、収蔵資料情報を公開する過程で直面した課題を、Civic Tech(市民による技術支援)の力で解決した事例を紹介します。
「アクセスを広げる」だけにとどまらない、博物館の新しいオープンの形を、一緒に考えてみませんか。
16:30〜17:30