2024年4月1日より研究室ホームページを移行しました!!

https://www.cc.okayama-u.ac.jp/cns/index_jp.html

楊  家家      

教授      博士(工学)

岡山大学  学術研究院ヘルスシステム統合科学学域

認知神経科学研究室

〒700-8530  岡山県岡山市北区津島中3-1-1

Email:yang (at) okayama-u.ac.jp or jjyang09 (at) gmail.com

google scholar
researchgate
researchmap
twitter

楊  家家(よう かか,Jiajia Yang)。1981年生まれ。2003年に来日し,香川大学での留学生時代から認知心理学と出会い,「ヒトはどのようにして手にするものを知覚・認知しているか」の素朴な疑問を持って,身の回りにある物の質感に焦点を当てて研究してきた。基礎研究として,認知心理学的手法を用いて健常者の触覚による形状・材質認知過程特性を研究し,それから触覚情報はどのように視覚と聴覚モダリティへ適応・変換しているかのメカニズムの究明に努めた。2009年に博士(工学)号を取得し,2010年に岡山大学に着任してから本格的に脳科学の手法を取り入れ,これまでの研究を深めた。2016年に米国国立衛生研究所(NIH)脳イメージング方法セクションの客員研究員となり,Dr. Peter Bandettiniグループにおいて,7テスラ超高磁場MRIを用いたヒト大脳皮質層(レイヤー)の活動計測法の開発とヒトの体性感覚野層の機能的役割の究明に関する国際共同研究が始動した。現在,認知心理学・工学・脳科学を融合する研究アプローチにより,多感覚融合による対象質感認知の仕組みを理解することを大きな研究目標としている。

また,研究者として,基礎研究の成果をどのように社会の安寧と幸福に役立てるかについても日々考えている。これまで認知症早期発見方法・装置の研究開発を取り込んでいるが,今後,学習障害と注意欠陥多動性障害を中心とした発達障害の早期発見や回復などへの展開を考えている。

Last updated: April 3, 2023