[2023.12.9-10]
日本イメージ心理学会第24回大会
開催日時:2023年12月9日・10日
今年度の日本イメージ心理学会第24回大会は,12月9・10日(土日)に東京駅カンファレンスセンター(東京駅八重洲口)で開催することになりました。岩手大学での前回大会に引き続き,身体性を伴うリアルなインタラクションが可能な対面形式の環境下で,皆様それぞれが取り組んでおられる新たなイメージ研究について議論を深めてまいりたいと思います。
今回の第24回大会は,本学会では初めての試みとなりますが,学会主催(常任運営委員会を中心となる大会運営)で開催することになりました。開催地の制約から自由になりましたので,大会会場は皆さんが集まりやすく利便性のよい東京駅八重洲口そばに準備することができました。多くの会員の皆様,さらにはイメージ研究に関心をもつ多くの若手心理学者の皆さんの参加を期待しています。新しい試みでの学会開催となりますが,会員皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
第24回大会準備委員会事務局
大会準備委員長 松岡和生(長崎総合科学大学)
大会準備委員事務局長 森本 琢(北海道大学)
大会準備委員 鈴木 賢男(金沢学院短期大学)
高橋 純一(福島大学)
宮崎 拓弥(北海道教育大学旭川校)
本山 宏希 (茨城大学)
百瀬 容美子(常葉大学)
大会概要
開催日時:2023年12月9日・10日
開催場所:TKP東京駅カンファレンスセンター 10階(カンファレンスルーム10B)https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyoeki-central/
9月30日(土)(期限A)までに発表申込と参加申込の上,10月31日(火)(期限B)までに発表原稿のPDFを提出していただくこと予定です。詳細についてはしばらくお待ちください。
演題:知覚と認識の多様性からイメージ研究を考える
立命館大学総合心理学部 教授 高橋 康介 先生
文学部(宗教学専攻)から情報科学そして認知心理学へ,という経歴で,最近では霊長類学者や人類学者と一緒にフィールドワークを行ったり,プロ棋士のイメージ体験についての研究もされているなど,その研究,研究歴はたいへんユニークです。
現在「知覚像はどこまで自由に操れるのか:知覚像制御の心的過程と脳内基盤の解明」という,イメージ研究にも関連が深い,たいへん魅惑的な大型研究プロジェクトの研究代表をされておられます。
テーマ:イメージ研究と特別支援教育
通常教育と同様に特別支援教育においても心的イメージあるいは想像(創造)を用いた指導・支援の必要性が指摘されている(たとえば,特別支援学校学習指導要領)。しかしながら,これまで心身障害児・者のイメージ特性について話題に取りあげられる機会は少なかった。そこで今回のシンポジウムでは,心身障害児・者のイメージ特性およびそれらの知見の特別支援教育への援用について議論したい。百瀬先生が視覚障害の観点から,川原先生が聴覚障害の観点から,髙橋が知的障害の観点から話題を提供する。最後に,発達障害の観点も含めて大村先生に指定討論をお願いし,フロアの参加者とも活発な議論を展開したい。
日本イメージ心理学会第24回大会・一号通信
お知らせ
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[2023.7.17] サイトを公開しました。