このたび、第22回日本医療マネジメント学会茨城県支部学術集会を2024年11月30日、つくば国際会議場に於いて開催させていただくことになりました。ご多忙の中ご参集くださる県内の医療従事者のみなさま方のご期待に応えるべく、充実した学術集会となるよう準備を進めております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回のテーマは、「変容し続ける医療現場をマネジメントし、明るく楽しい職場を創り出す」としました。人口減少や高齢化に伴う医療ニーズの変化、労働力人口の減少、仕事への考え方や姿勢の多様化、診療機能分化、物価高、災害、そしてパンデミックなど、医療を取り巻く環境は激変しています。しかしながら、例えばコロナのパンデミックにおいては、医療現場は翻弄させられながらも、デジタル技術の導入や遠隔診療の可能性、感染対策のノウハウなどを多くの人々に知らしめることとなりました。また、医師の働き方改革が本格施行される2024年、医療現場にとっては負の側面が強調されがちではありますが、リフレッシュした職員が生き生きと働くことができる職場を創る大きなチャンスでもあると捉えることもできます。特に、タスクシェア・シフトやデジタル化を進める中では、人と人との良好なコミュニケーションが重要不可欠となります。職種、職位、診療科、部門、世代、性別、外部の医療機関、行政、救急隊などとの、直接的、またはデジタルを介しながらも敬意と感謝の気持ちを込めた良好なコミュニケーションを確立することこそが地域医療を救う鍵になると信じております。今回の学術集会が、全ての職員が、明るく、楽しく、やりがいと誇りを持って、成長し、そして末長く働いていただけるようなこれからの職場づくりについて、皆さまで考えていただけるような場になれば幸いと考えております。
特別講演・教育講演では、「循環器病学の現在と未来」、「昭和世代が悩む最近の病院内コミュニケーション」、「変容し続ける医療現場をマネジメントし、明るく楽しい職場を創り出す~心理的安全性を再考する~」を予定しております。
また、ランチョンセミナー、企業展示、ドリンクコーナー、J A農産物販売コーナーなどもご用意して、多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
第22回
日本医療マネジメント学会 茨城県支部学術集会