音楽を感じ、楽しむ。
他校にはないコミュニティ。強力なリソース。
そして、パワフルな仲間たち。
コンパクトに、誰よりも、究極の体験を。
音楽を感じ、楽しむ。
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理論よりも感覚。
作曲とは。
作曲。何がしたくて私たちはするのでしょうか。「作曲は自分らしさを表現する手段だ」とか、 「作曲は自分の感情の表現するものだ」だとか言って、無理して理由を探しました。でも、本当 のところはどうなのでしょうか?自分らしさを表現したいから?自分の感情を表現したいか ら?―いいえ。私たちはひとえに作曲が好きで、楽しい。だからしていたのです。先人達の妙々 たる音楽、その技巧、表現、ドラマチックな展開。それらに憧れ、「自分でも作りたい!」そう 思って始まるのです。
我々作曲家は、ゼロから音楽を作り出しているのでしょうか?普段、音楽を聴いている時、 「このメロディいいな〜」「ここなんとなく中毒性あるな〜!」なんて思ったことはありま せんか?もっと詳しい人であれば、「むむっ!このコード進行はなんだ?」なんて考えたり するかもしれませんね。そういったことを積み重ねていくと、どうなるでしょうか。実は、 我々作曲家は、無意識のうちに先人達の音楽を’’真似’’、そしてそれらを’’総動員’’させて、作 曲をしているのです。’’総動員’’させて混ぜることを’’リミックス’’と表現する方もいらっし ゃいますね。 これは、作曲家に限った話ではありません。ゼロから作る、というイメージを持たれた’’クリエ イター’’ですが、実は、彼らのほとんどが’’今まで触れてきたもののリミックス’’で作品を作って いたのです。
「この曲の空気感が狂おしいほど好きだ」「この曲のような盛り上がりが欲しい」そのようなこ とを考え、作曲にとりかかります。しかし、知識や経験がない状態では、相当の天才でない限り、 楽曲の真似はおろか、楽曲は完成しません。所謂’’ボツ’’ってやつですね。
なので、知識と経験を 積もうという気持ちになります。 「自分の好きな表現に少しでも近づきたい!」そういって何度も学習、研究、試行錯誤を繰り返 します。そして、表現できたときの’’喜び’’。そして、’’楽しさ’’。作曲の理由なんて、これで十分 じゃないでしょうか。
「音楽は才能が全てだ」この意見は、感覚的にですが半分正解で半分間違いだと思います。先述 の通り、楽曲は’’自分が触れたもののリミックス’’でできています。確かに、「才能」は存在しま す。ゼロからはじめていきなりとんでもない曲を作れる人は存在します。ですが、作曲が出来な い理由をはじめから「才能」のせいにするのは、まだ早い気がしませんか?色々な音楽に触れ、 それぞれ自分の’’好き’’がある。その’’好き’’の蓄積が足りないだけではないでしょうか?
かかります。パソコン、iPad がなければどちらかを購入(パソコンの方が自由度が高いです)。 専用ソフト、ソフト内で使うデジタル楽器やエフェクターなどのプラグイン(これが結構かかり ます)。サンプルパックが欲しいならひとつあたり 2000 円ほど(サブスクなら月 800 円で音 50 個のサービスがあります)。楽器の録音をするならば、オーディオインターフェースと呼ばれる、 コンデンサーマイク、プリアンプ、その他周辺機器が必要ですね。これらは全て必要という訳で はありませんが、かなりお金がかかりますね。
しかし、これは別の部活にも言えることではないでしょうか。
例えば、野球部では、ユニフォーム・専用バット・ボールなんてかったら大体20万円にはなり ますよね。
それに、お金を惜しんで自分の可能性を確かめないまま「才能ナシ」と決めつけて生きるのは、 少し嫌じゃないですか?
とはいったものの、お金は大切です。むやみに購入するのではなく、一旦自分の環境で最大限を 尽くし、そこで限界を感じたら機材を買う。これで良いと思います。
挑戦するかしないかを決めるのは、他でもないあなたです。ただただ好きだから作曲をできる。 そうなってしまったあなたは、もう作曲家なのです。