2024年の以下の大会結果です
JFTコムテックカップ 第32回 全日本グレトーナメント
JFTコムテックカップ 第40回 全日本グレ王座決定戦
大会の詳しい内容はFacebookのJFTグレ部会に掲載しています。ぜひご覧ください。
優勝は山村 大志選手。準優勝は和泉 泰久選手。3位は竹中 満和選手。
コムテックカップ 第32回 全日本グレトーナメントを2024年10月26日・27日に愛媛県宇和海で開催しました。
大会初日の午前中は雨模様でしたが、2日目は快晴に恵まれ安全に大会を開催することができました。
昨年からJFTのメンバーの入れ替わりも激しくなり、古参と新生の戦いの図式になっています。大会人数も例年までの48名から56名となり、若干の試合形式の変更もありました。チャンピオンまでは、初日4試合、2日目3試合の合計7試合をマンツーマンで戦いします。まさしくスポーツフィッシングです。初日の3試合は、4名1組になり総当たりの3試合になり1名が勝ち抜けます。2船のうちの1船から1名のワイルド選手を選出します。これで1船船から勝上りが8名の2船合計で16名を選出します。ここまでが予選リーグで選手の絞り込みを行います。
初日は勝上った16名の選手で、決勝リーグとしてトーナメントのベスト16戦を行います。2日目以降は、ベスト8の選手でチャンピンを目指します。昨年は類を見ない海が悪い状況でグレを出すのも至難の技でしたが、今年の海は例年並みといきませんが少し戻った状況、ようやく競技性があるグレ釣りになりました。
予選リーグは50分ハーフの100分の試合。匹数制限は20匹です。100分の試合ではこれが難しいです。予選リーグ3試合でリミット20匹(60匹)を揃えた選手は7名しかいませんでした。100分で20匹を釣るのは如何に難しいかを象徴してします。ベスト16戦は古豪と新生が勝上り戦いました。初日は古豪の岩田さんの16Kgに迫る釣果が光りました。
ベスト8に駒を進めたのは、岩田さん、和泉さん、山村さん、竹中さん、土谷さん、井山さん、芝田さん、王さんです。
夜の懇親会でクジにより対戦相手が決定します。運命の抽選会です。ベスト8に中国西3名、九州が2名、四国1名、関西1名、台湾1名の選出なり、クジにより同支部の対戦もあります。やはり抽選の結果、中国西の岩田さん、竹中さんの同支部対決が実現しました。
準々決勝は只波周りで対戦です。初日もよく喰っています。対戦相手に勝つには最低も5Kgオーバー、安パイは7Kgオーバーが必要です。案の定、準々決勝も白熱した試合となりました。勝上ったのは、芝田さん、和泉さん、山村さん、竹中さんです。
いよいよ頂点を目指す準決勝の戦いです。試合はなべ島と十割の陸です。この磯も初日に良く喰っています。準決勝1組目は、ナベ島で芝田さんと和泉さんの対戦、試合展開は釣り合いです。23匹対29匹で8Kgオーバーの和泉さんが勝上りました。準決勝もう1戦は、十割の陸で山村さんと竹中さんの対戦、試合展開はエサ取り・コッパを外してじっくり型を拾う感じです。13匹対6匹で3Kgオーバーの山村さんに軍配が上がりました。
決勝戦は、山村さん対和泉さんです。どちらが勝っても初優勝です。和泉さんは悲願の初優勝がかかります。試合展開は、前半戦は山村さんが17匹で和泉さんが12匹で折り返します。山村さんは型が揃っています。後半戦は、山村さんが匹数を伸ばせず3匹で和泉さんが追い上げ11匹でした。試合が終わった時点で、山村さん20匹、和泉さん23匹でした。検量は港に戻ってからです。ワクワクの検量です。検量の結果、山村さんは2匹が跳ねられ18匹7.46Kg、和泉さんは3匹が跳ねられ20匹7.39Kgとなりました。優勝は、70g差で山村さんとなりました。山村さん、おめでとうございます。
本大会を安全に開催できたこと、選手の皆さん、渡船屋さん、大会役員を頂いた部会役員の皆さん、本当にありがとございました。ご協力を頂きた「はまざき渡船」さん、「渡船 よしだ屋」さん、お世話になりました。大会の開催にあたり、ご協賛を頂いたメーカー各社様、誠にありがとございました。
優勝 井山 俊生選手選手
準優勝 村岡 哲也選手
第3位 土屋 賢太郎選手
コムテックカップ 第40回 全日本グレ王座決定戦を2024年11月3日・4日に愛媛県宇和海で開催しました。
JFTグレ王座決定戦は、前年度グレトーナメントの上位4名とグレ王座シード選手4名を合わせた8名の選手で2日間に渡り総当たりのリーグ戦を行います。初日は4試合、2日目は3試合と、勝っても負けても試合があります。トーナメントでは体験できない頂点を決める戦いです。現グレ王座シード選手は土谷選手(和歌山)、篠原選手(香川)、和泉選手(愛媛)、村岡選手(広島)と、グレトーナメント上位選手の井山選手(広島)、細川選手(大阪)、乾選手(大阪)、鈴木選手(兵庫)でグレ王座決定戦を行います。
大会当日は、台風崩れの低気圧が通過する悪い予報でしたが、初日は九島、只波周り、2日目は日振島で開催の運びとなりました。試合会場が多岐に渡るため、何より釣り技術が試されます。
初日の試合は、現シード選手とグレトーナメント上位の選手との戦いです。王座に上がって来た選手は、初日からシード選手と戦うことになり試練が待ち構えています。ここを突破できれば、頂点に近づくのも事実です。第一試合は北風/北西風が強い予報のため、全試合堤防周りで対戦でした。第二試合以降は北風/北西風が弱まったため、只波、九島の磯での対戦となりました。初日が終わって、土谷選手、和泉選手、村岡選手、井山選手の4名が3勝1敗で並びました。
2日目の戦いは、土谷選手、和泉選手、村岡選手の戦いがありシード選手同士の星の取り合いになります。この展開がどう転ぶかが楽しみです。2日目の日振島の試合は、大崎/明海周り、才蔵/能登周りで戦います。弱い東風のため絶好のコンディションです。良型/大型のグレも出始めたので楽しみな戦いです。
第一試合、土谷選手対村岡選手は村岡選手が勝利、篠原選手対和泉選手は篠原選手が勝利、井山選手対鈴木選手は井山選手が勝利し、1敗は村岡選手と井山選手となりました。
第二試合、篠原選手対村岡選手は篠原選手が勝利、井山選手対乾選手は井山選手が勝利し、第二試合が終わって1敗は井山選手ひとりとなりました。井山選手が有利な展開です。
第三試合は、和泉選手対村岡選手は村岡選手が勝利、井山選手対細川選手は井山選手が勝利し、2日目は3連勝を飾り初日の1敗を守り切った井山選手が優勝となりました。
井山選手は、2日間を通して7試合の釣果は36.88Kgと他の選手を大きく引き離す釣果を叩き出しました。一試合平均で見ても5Kgオーバーの釣果です。チャンピオンに相応しい素晴らしい釣果でした。井山さん、おめでとうございます。
本大会を安全に開催できたこと、選手の皆さん、渡船屋さん、大会役員を頂いた部会役員の皆さん、本当にありがとございました。ご協力を頂いた「はまざき渡船」さん、お世話になりました。
大会の開催にあたり、ご協賛を頂いたメーカー各社様、誠にありがとございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。