宣教75年第49号
主題聖句
平和を実現する人々は、
幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。マタイ5:9
主題
神様の平和に生き
平和をつくる
牧師 光延 博
音羽町礼拝所 420-0834 静岡市葵区音羽町8-16
Tel&fax (054)245-2517
ひかり礼拝所 420-0812 静岡市葵区古庄3-18-12
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【司式】私たちは、 父なる神のみ前に、まごころをもって近づき、 罪をざんげし、主イエス・キリストの 御名によって 赦しを願いましょう。
父なる全能の神よ。私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いと言葉と行いとによって多くの罪をおかしました。私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない 憐れみにより頼みます。
【司式】ひとりのみ子 イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔い、み子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
主なる神様。私たちの心を奮い立たせて、御独り子の道を備えさせてください。御子の来臨によって、世界のすべての人々にあなたの救いを知る知識を与えてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。♪アーメン
15:4かつて書かれた事柄は、すべてわたしたちを教え導くためのものです。それでわたしたちは、聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができるのです。 5忍耐と慰めの源である神が、あなたがたに、キリスト・イエスに倣って互いに同じ思いを抱かせ、 6心を合わせ声をそろえて、わたしたちの主イエス・キリストの神であり、父である方をたたえさせてくださいますように。
7だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。 8わたしは言う。キリストは神の真実を現すために、割礼ある者たちに仕える者となられたのです。それは、先祖たちに対する約束を確証されるためであり、 9異邦人が神をその憐れみのゆえにたたえるようになるためです。
と言われています。 12また、イザヤはこう言っています。
13希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。
3:1そのころ、洗礼者ヨハネが現れて、ユダヤの荒れ野で宣べ伝え、 2「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言った。 3これは預言者イザヤによってこう言われている人である。
4ヨハネは、らくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた。 5そこで、エルサレムとユダヤ全土から、また、ヨルダン川沿いの地方一帯から、人々がヨハネのもとに来て、 6罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。
7ヨハネは、ファリサイ派やサドカイ派の人々が大勢、洗礼を受けに来たのを見て、こう言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。 8悔い改めにふさわしい実を結べ。 9『我々の父はアブラハムだ』などと思ってもみるな。言っておくが、神はこんな石からでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。 10斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。 11わたしは、悔い改めに導くために、あなたたちに水で洗礼を授けているが、わたしの後から来る方は、わたしよりも優れておられる。わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。 12そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」
7.主は宣う 「われに来よ、 汝なすわざ みなむなし。
9.主のみ糧は はたらきて おのがうちに実を結ぶ。
天と地と、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主 イエスキリストを私は信じます。主は神のひとり子であって、すべての世にさき立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。
唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪のゆるしの唯一の洗礼を私は受けいれます。死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。アーメン
そのひとり子、私たちの 主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめ マリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに 苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に 死人のうちから復活し、天に上られました。そして、全能の父である 神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。
聖霊を私は信じます。また、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。アーメン。
サンクツウス(聖なる)【一同】聖なる、聖なる、聖なる万ぐんの主。主の栄光、天地に満つ。天にはホサナ。主のみ名によって来られる方を讃えよ。天にはホサナ。
【司式】私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行いなさい。」
食事の後、杯をも同じようにして言われました。「取って、飲みなさい。これは、罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行いなさい。」
われらに罪を犯すものをわれらが赦すごとく、われらの罪をも赦したまえ。
国と力と栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。アーメン
世の罪をとりのぞく 神の子羊よ あわれんでください
世の罪をとりのぞく 神の子羊よ あわれんでください
世の罪をとりのぞく 神の子羊よ 平和をお与えください
【司式】あなたのために与えられたキリストのからだです。
【司式】あなたのために与えられたキリストの血です。
【司式】綿私たちの主イエス・キリストのからだとその尊い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
【司式】全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また、互いに愛をもって仕えることができるように、私たちを強めてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの紙であり、永遠に生きて治められるみ子主イエス・キリストによって祈ります。
今、わたしは主の救いを見ました。主よ、あなたは御言葉の通り、しもべを安らかに去らせてくださいます。この救いはもろもろの民のためにお備えになられたもの。異邦人の心を開く光、み民イスラエルの栄光です。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたを恵まれます。
富士教会を覚えて 主任:光延博牧師 説教応援:江藤直純牧師、明比輝代彦牧師
【主題聖句】「わたしたちは神のために力を合わせて働く者です。」(1コリント3:9)
〇 説教奉仕をしてくださる江藤直純牧師と明比輝代彦牧師の健康が守られますように。
〇 会員一人ひとりの健康が支えられ、試練に打ち克つ強い信仰を持つことが出来ますように。
◇12月14日(日)13:00~14:45こどものひろば クリスマス会を行います。 於:音羽町礼拝所 礼拝、お楽しみ工作・遊び、ケーキ、フルーツポンチを一緒にいただき、ろうそくの灯のもと祈りを合せます。お手伝いくださる方はお知らせください。また、缶やパック入りなどのフルーツをご提供くださいましたら幸いです。
◇12/17(水)10:30~ひかり礼拝所にて聖書に親しみ祈る会を行います。
◇12月21日(日)10:30~ 於:音羽町礼拝所 クリスマス(降誕祭)合同礼拝・祝会(11:50~12:50)です。
◇12月24日(水)19:00~20:00 クリスマスイヴキャンドル礼拝 於:音羽町礼拝所
◇12月25日(木)19:00~20:00 クリスマスキャンドル礼拝 於:ひかり礼拝所
◇2026年教会手帳を注文される方は牧師までお声かけください。
◇2026年1月1日(木)11:00~12:00 新年礼拝を行います(於:音羽町礼拝所)
福音書には、キリストを迎えるための道備えをする洗礼者ヨハネが、来るべき救い主は聖霊と火で洗礼をお授けになることを告げています。
火は聖霊降臨時に主なる神から注がれた福音の力のしるしであり人と人とを結びつける力であることが使徒言行録に描かれています。
その救い主は主を畏れ敬う霊に満たされた方であるとイザヤ書は示しています。
主なる神を畏れ敬われた救い主は、すべての命の根源に神様を見、被造物である一人ひとりが大切にされ、弱い者を守っていかれました。
救い主は王宮にではなく家畜小屋での貧しさの中でお産まれになり、人々に見捨てられても一人ひとりにある神の愛を十字架の死に至るまで現わされました。
その神様の救い、平和はどんなことがあろうと決して失われません。
イギリスのロックバンドであったビートルズのメンバーの一人、ポール・マッカートニーさんは1983年に“Pipes of Peace”という楽曲を発表しました。
この曲は、1914年にドイツ軍とイギリス軍の兵士たちとの間で起こった非公式なクリスマス休戦を素材として書かれたようです。
兵士たちは敵同士であったけれども救い主が到来したというクリスマスの喜びの訪れを祝い、共に賛美歌を歌い、愛する家族の写真を見せ合い、敵見方の境界を越えてひとときを過ごしたということが幾か所で実際にあったようです。
相手にも自分と同様に大切な家族がいることを知ったり、夢や希望について語り合ったりする中で、遠い存在であった者が近くに感じられたでしょう。
その休戦はクリスマスの限られた日だけでしたが、交流を親しく持った後では、銃を少し上に向けて相手に当たらないように打つ者もあったというエピソードもあります。
このことを背景にした反戦歌、平和を求める歌“Pipes of Peace”の歌詞をある人はこう訳しています。“「僕らの愛にキャンドルを灯そう 愛があればどんな悩みも消えてしまうから でもすぐにとても大切なことに僕らは気づくんだ 結局分かり合うことが答えなんだと」(おり返し) 世界中で 子どもたちが次々生まれてくる そんな子どもたちに僕らが出来ることをしてあげるのは 戦争やその先の侵略のためなのか? そうじゃない 子どもたちに教えてあげよう 戦火の歌ではなく、喜びの歌を たった今も赤ん坊は戦火の中 さあ君も始めてくれないか 平和の笛を 平和の笛を奏でよう 僕にも教えてくれ 戦火の歌ではなく、喜びの歌を たった今も赤ん坊は戦火の中 さあ君も吹いて見せてくれよ 平和の笛を 平和の笛を奏でよう 君はどう思う? 人類はある日滅んでしまうのだろうか? それとも誰かが僕らの星を救ってくれるのだろうか? それが唯一の希望なのだろうか?(どうすればいいんだ) みんなに教えてあげよう ここに暮らす誰もが君や僕と同じ人間だってことを さあ君も始めてくれないか 平和の笛を 平和の笛を奏でよう (おり返し)” 「ここに暮らす誰もが君や僕と同じ人間だってことを」と語られています。
インマヌエル(神様が我々と共にいてくださる)の神様の守りのうちにあることが語られていると私は受け止めます。
私たちはこの世の価値観によって互いに優劣をつけてしまうということがあると思いますが、どの人も神の子としてかけがえのない存在であるというイエス・キリストが現わして下さったことを今日も改めて覚えたいと思います。
このことが人が人を大切にし、人と人とを結びつける平和のパイプになると思います。この曲のタイトル「平和のパイプ(複数形)」は元々は、いさかいなど問題が起こった時にパイプを回し吸いして争いの終わりとするアメリカ先住民の和解の儀式から取られたようですが、楽器の意味で笛(バグパイプも考えられているでしょう)と訳されています。
神様が与えてくださった音楽、また他の様々な芸術は国境を越えて人を慰め励まします。
何よりも救い主が人と人を繋ぐパイプになってくださったことを覚えたいと思います。
そして救い主から救いをいただいた私たちも愛されている者どうし人と人とを繋いで平和をつくろうと努力していく働きをなさせていただきたいと思います。
イザヤ書11章6節から9節の描写は、神様によって与えられる平和が表現されているでしょう。
この世の中で力を持ち、多くを所有する者は弱い者を助けるという幻が示されていると私は思います。
多くの所有を持つ者は自分の力でそれを得たと考えるのではなく、与えてくださった主なる神様を覚え、弱い者を助けられる神様を畏れ敬い、困難の中にある方へ助けの手を伸ばす者とならせていただきたいと思います。