アライグマ連絡会はアライグマに携わる研究者や学生、被害対策関係者などを
有機的に繋げ、情報共有を行うことを目的としたコミュニティです.
全国各地で大きな問題になっているアライグマ.対策するためには,捕獲者,農業従事者,研究者,実務者,獣医師,学生...あらゆる分野・立場の人たちが手を取り合う必要があると考えます.
アライグマ連絡会は,アライグマに関わるあらゆる人たちが集うコミュニティを目指しています.
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全国各地でアライグマ被害が拡大しています.
農業被害金額には強い上昇傾向がみられます.
(図の折れ線,農林水産省ウェブサイトよりデータ引用)
捕獲等数も右肩上がりです.
(図の積み上げ棒グラフ,環境省ウェブサイトよりデータ引用)
その被害や分布は全国一律ではありません.
ある地域では高密度で被害続出しています.
ある地域では分布拡大最前線となっています.
その地域に合わせた対策が必要です.
全国各地で地域に根差したアライグマ対策従事者が必要なのです.
図:環境省自然環境生物多様性センター(2018)平成29年度要注意鳥獣(クマ等)生息分布調査調査報告書 アライグマ・ハクビシン・ヌートリアより作成
各地で行われるアライグマ対策は苦しい状況が続いています.
各地で孤軍奮闘するよりは,情報共有等を通じてできるだけ負荷を減らし共闘することが重要と考えます.
アライグマに関して知識や技術,意見を交わせるコミュニティを目指して,アライグマ連絡会が設立しました.