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非対面型の学修（習）支援を創出する
日本リメディアル教育学会 第16回大会
学習支援部会ワークショップ・リソースページ
趣旨・事前資料
趣旨・事前資料
COVID-19の感染拡大にともない、2020年度には多様な教育機関で日対面型の学修が実施された。現在も、とくに大都市圏の多くの高等教育機関においてはなんらかのかたちで非対面型学修が継続されている。もちろん非対面型学学修自体はCOVID-19の影響で始まったものではない。しかし従来との大きな違いは、いわゆるコロナ禍が予期しえない出来事だったという点だろう。たとえば最初からe-Learningで開講する予定の科目であれば、その手法に則った授業設計やカリキュラムを組み、かつ学生もオンラインによる学修であることを了承したうえで受講する。だが今回の非対面化は準備や計画があってのものではなく、突然の事態に対して教育を止めないために組織や現場が尽力した結果である。これを別の面からみると、教育する側に非対面型学修への用意が整っていなかったともいえる。そのため、いまもまだ学修やその支援方法を模索したり悩んだりといったケースが散見される。
本企画では、この状況を踏まえて非対面型学修の中でもとくにオンラインによる学修支援方法をテーマにすえ、参加型ワークショップを開催する。企画参加者が、自身が関わる非対面型学修や学修支援、あるいはコロナ禍における教育等について意見を交換することを計画している。今年度の全国大会はオンラインでの開催のため、参加者はまさにオンライン受講者の立場を体験することになる。
本企画の目的は、参加者がそれぞれの環境における非対面型の学修支援について再考するきっかけをつくることである。また部会の活性化につなげることができるよう、本企画の成果物は学会のホームページにアップロードすることを予定している。
司会：石毛 弓（大手前大学）
話題提供
話題提供
杉森公一（北陸大学 高等教育推進センター）
話題提供者の杉森は、教育開発を専門とし、効果的な授業設計などを通じた教育支援に携わってきた。アクティブラーニングや反転授業、高大接続教育といった教育方法の研究と同時に、大学教員向け研修も手がける。
話題提供では、あらためて非対面型学修とその支援をふりかえり、学修支援者育成に向けたポイントを整理する。
●スライド・参考資料（リンク）
ワークショップ
ワークショップ
ファシリテーター：杉森公一
ブレイクアウト・セッション１：
これまでの「非対面型」での学修支援に伴う困りごとや悩みは？
ブレイクアウト・セッション２：
これからの非対面型学修支援が目指すゴールと、それを叶えるための方策やアイディアは？
●共同編集Googleスプレッドシート（リンク）
ワークショップ
ワークショップ
注意事項
注意事項
・Zoomへのアクセスは、電子メール件名「令和３年度 日本リメディアル教育学会各総会案内」に添付されたエクセルファイルを確認し、１人ずつ入室ください。
・参加者名は、氏名と所属略称（例：杉森公一・北陸大学）と変更してください。
・ワークショップでは、ブレイクアウトセッション（小グループでの活動）を予定しています。PC・タブレット等で、カメラ・マイクのミュートを解除して参加できるようご準備ください。
・共同編集Googleスプレッドシートへのリンク
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1q1X7EFOgIErm_DsSjm6siBS1e8ADhAzEqL2uDrFxEK0/edit?usp=sharing
17:35- ブレイクアウト・セッション①
アイスブレイク と ワークシート記入
17:55- 全体共有１
18:10- ブレイクアウト・セッション②
他グループを参考に、ワークシート追記
18:30- 全体共有２・まとめ
***
210818JADE-WS.pdf事後アンケートへのご協力をお願いいたします https://00m.in/53hUU
自由記述 この企画へのご意見など（抜粋）
是非いろいろな情報を共有していただき勉強できたらと期待しています。
複数のメディアを使い分ける苦労（zoomとteamsなど）、オンライン授業等で必要な機材（ノイズが出ないようマイクだけは高価なものを使うなど）
少人数であれば対面で質疑応答ができますので一定効果があるかと思っていますが、皆さんの情報を知りたい、です。また、ログで出席状況を確認しますが、中抜け防止に適宜質問や話しかけが有効で、単に講義を聞かせるだけでは教育効果が乏しいようです。どのようにされているか、お聞きしたいです。
私はオンラインでの教育活動に携わっておらず、研究活動やボランティア活動がコロナ禍でオンライン開催が多いのですが、あえて対面にこだわる研究団体もあります。オンラインの功罪について取り上げていただけると嬉しいです。
楽しみにしております。
オンラインにかかわるチュータートレーニング（オンラインでのチュータリング）で気をつける点、など、聞けるととてもありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
特にありません。勉強させていただきたく楽しみにしています。お疲れ様です。
"現状調査の意義を感じております。結果をまとめて、うまく発信してほしいです。学生の考えも知りたいですね。私の感想には、web学習を好意的に受け止めている一方で、発言しにくいとの意見もありました。何ごともメリット、デメリットあります。私もやむなく挑戦しましたが、運用の難しさを痛感しています。示唆するものが得られればと期待しております。"
リソース集
リソース集
オンライン授業への緊急対応
遠隔授業を実施するためのリソース・ガイド / Remote Teaching Resource
https://bit.ly/2KnwBNTオンライン授業設計ワークシート
https://docs.google.com/presentation/d/1pHgaMsUzxwWlimDgfHKnmroTWJ00F4-g/遠隔授業をはじめるために
https://youtu.be/yF6xUERD1Wwハイフレックス・リソース / HyFlex Resource
https://bit.ly/2LPdnoP
ピアチューター・TA・SA育成
金沢大学アクティブラーニングアドバイザー研修（オンデマンド研修ビデオ事例・2020年度版）
https://youtu.be/NGyRt2eV1NU「ピアチューター・トレーニング - 学生による学生の支援へ」 ※上記研修の参考文献
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b177875.html【対面型の事例】河内真美ら「アクティブ・ラーニング型授業における学修支援を通したアドバイザー学生の学び」高等教育ジャーナル=Journal of Higher Education and Lifelong Learning 24, 39-50 (2017)
https://doi.org/10.14943/J.HighEdu.24.39【対面型・非対面型の事例】金沢大学附属図書館ラーニングサポート
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=19279#【対面型・非対面型の事例】コロラド大学ボールダー校（School of Education） Learning Assistant
https://www.colorado.edu/program/learningassistant/laing-resources
学修（習）支援者の養成
【理論と事例】「デジタル・ペダゴジー（デジタル時代・AI時代の教育学）－教育・学修支援者の役割を問い直す」＠千葉大学2021年度第1回アカデミック・リンク/ALPSセミナー
https://alc.chiba-u.jp/seminar/seminar2021_01.html【ピアチューター制度の設計指針】学生アドバイザー（LA）憲章：「学生の学びを促す学習支援の５つの原則」（杉森ら2020）
https://docs.google.com/presentation/d/10vNfVpQ2hmgHRDkcE1I1uQZmwsIv_tHiJV8Mvk_uZf8/edit?usp=sharing
その他リンク集
北陸大学高等教育推進センター
https://sites.google.com/hokuriku-u.ac.jp/hu-cahe/
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