13:00〜14:00
アウトリーチ企画の事例を紹介し合い、企画に込められた熱い思いや、悩みの共有、機関間連携の可能性について議論します。
はじめに
倉田 智子(基礎生物研究所)
研究機関によるアウトリーチ活動事例発表
髙橋 将太 (高エネルギー加速器研究機構)
横山 美沙(東北大学金属材料研究所)
岡田 小枝子(J-PARCセンター/高エネルギー加速器研究機構)
餅田 円(東京大学物性研究所)
会場全体でディスカッション
倉田 智子(基礎生物学研究所(NIBB)広報室)
14:00〜15:30
多くの大学・研究機関の広報担当は、さまざまな部署のローテーションの一環となっているため、業務概要やノウハウをいかに短期間で伝達するかが大きな課題となっています。このため、JACSTでは「広報初任者のためのガイドブック」を制作し、2017年4月に公開しました。このガイドブックのさらなる活用とブラッシュアップに向けたグループディスカッションをおこないます。
伊東真知子(遺伝研)、岡田小枝子(J-PARCセンター、JACST会長)、笹川由紀(くらしとバイオプラザ21)、南波直樹(北大、JACST副会長)、森田洋平(OIST)
15:30〜15:50
休憩
15:50〜17:20
これまでJACSTでは、ターゲットに合わせて質の良いコンテンツを作り、効果的に発信する方法について多くの議論を行ってきました。次の10年を見据える時、広報担当者はもう一つの根本的な課題に取り組む必要があります。それは、広報を組織にどのように組み込み、プロフェッショナリズムと創造性を高めるのかという問題です。このセッションでは、日本とアメリカ、イギリス等の大学・研究機関の比較を通して、その答えを探ります。
日・英
南波 直樹(北海道大学)
David Hajime Kornhauser(京都大学)
Euan McKay(東京大学)
岡田小枝子(J-PARCセンター、JACST会長)
本セッションでは映像による情報発信力強化を目指して、科学映像を自前で制作する国内有数の研究機関の広報担当者2名を講師に迎え、見た人に訴える「目から鱗の伝える技術」を学ぶとともに、お金と時間をかけずともテレビ番組制作担当者が渇望する映像素材を撮影する方法を伝授します。また、参加者にはスマートフォンを持参頂き、KEKに足を踏み入れた瞬間から撮影ネタを探して頂き、撮りためた映像の編集も体験して頂きます。
動画撮影機能付きスマートフォン(お持ちで無い方は当日タブレットを最大10台まで貸し出可。希望者はOIST名取(kaoru.natori[at]oist.jp)
までお知らせください。)※「[at]」は@マーク(半角)にしてください。
名取 薫(OIST)
小林 隆司(物質・材料研究機構(NIMS)広報室長)
倉田 智子(基礎生物学研究所(NIBB)広報室)
17:20〜17:30
休憩
17:30〜18:00
18:00〜18:20
準備
18:20〜20:00
会場:研究本館ラウンジ(小林ホール横)
09:00〜10:30
広報のお仕事をどう“評価”するか、みなさん悩まれることが多々あるのではないでしょうか。しかしこれといって確かな答えがあるわけではありません。JACSTのネットワークを活かし、それをみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。「広報普及活動の評価」セッションは、そのキックオフ的なものと位置付けてみなさんの評価に関する悩みや課題、すでに実践していることなどを共有する場にします。事前のアンケートにご協力お願いします。
アンケートフォーム:https://goo.gl/forms/5T4jTWQN51uJRpWs1
回答期限:2月13日(火)
岡田(J-PARCセンター、JACST会長)、ランドック、都築、柴田(国立天文台)、川野(理化学研究所)
10:30〜10:40
休憩
10:40〜12:10
「画期的な成果が出たのに、メディアが思ったより食いつかない・・・」
「あの機関のネタ、地味そうなのに、なんで番組化されてるのだろう・・・」
研究機関の広報担当者が抱えるそんな悩み。その根底には、広報が売り込みたいポイントと、メディアが興味を持つポイントとのギャップがあります。では、メディアにネタを売り込む際に押さえておくべきポイントとはどこなのか。
今回、JACSTの目玉企画「メデイア向け合同プレゼン会」にて売り込んだプレゼンや、得られたメディアとの人脈が、どのように生かされ、取材や番組につながったのか、大規模な追跡調査を実施。企画がとん挫した事例も含め、調査を通じて浮かび上がってきた、「メディアに刺さるポイント」を明らかにしながら、宇宙、生命などロマンあふれるテーマでなくても一般紙や地上波特集枠をとる汎用性のある売り込み方法について考えます。また、プレスリリースでうまく報道につながった事例も参考にします。
さらにJACST参加の複数の機関がネタを持ち寄り、1つの企画書として提案していく将来プランについても議論します。
長谷部(JAMSTEC、JACST副会長)、岡田(J-PARCセンター、JACST会長)、小林(NIMS)
12:10〜13:00
昼食
13:00〜14:30
2000年以降、日本への「科学コミュニケーション」の導入が進み、研究機関や大学の広報も拡充の一途をたどった。そうした中、広報担当者が、所属する組織の枠をこえて広報業務における問題意識や問題点を共有し、それらを通してお互いに助け合い、共に成長していくことを目指し、2007 年に有志によって設立されたのがJACST、科学技術広報研究会である。
情報を発信するだけでなく、受け手とのやりとりによって、お互いに歩み寄りながらそれぞれの目的を達するのがコミュニケーション。様々な科学技術広報の業務の中で、コミュニケーションのあり方や成果が見えやすいのが、メディアとのコミュニケーションである。
本シンポジウムでは、JACST10年の歩みを振り返るとともに、メディアコミュニケーションについての業務協力から見えてきた事柄をベースに、今後の科学技術広報の広がりを、広報の受けてであるメディア関係者とともに考える。
ファシリテーター
・柳瀬博一(日経BPプロデユーサー)
・倉田智子(JACST会員、基礎生物学研究所広報室)
1)13:00-13:15 「JACST10年間の歩み」
① 歩みのまとめ資料発表
・岡田小枝子(JACST会長、J-PARCセンター広報セクション/KEK)
2)13:15-14:30 「メディアコミュニケーションから見えてくる科学技術広報の広がり」
① メディアセッションから見えてきたメディアとのよい関係(報告)
・中道康文(JACST会員、NIMS広報室)
② メディアと広報、豊かなコミュニケーションを目指して:
パネリスト
<メディア関係者>
・三嶋伸一(朝日新聞)
・秋本直樹(株式会社ドワンゴ)
<広報担当者>
・長谷部喜八(JACST副会長、JAMSTEC報道課)
・中道康文(NIMS広報室)
・岡田小枝子(JACST会長、J-PARCセンター/KEK)
・フロア参加者
岡田小枝子(J-PARCセンター、JACST会長)
14:30〜14:50
休憩
14:50〜16:20