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いづろ画塾 ギャラリー
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いづろ画塾 ギャラリー
女王のお茶会
《3ページ・完結》
2024/
12
〜2025/4
夏子,美那,楓, J ,穂夏
and more?
夏子さんキャラデ&描き出しによる『3ページ完結厳守』漫画、はじまりました!
穏やかな午後の昼下がりの…ちょっと不思議で不穏な雰囲気のお茶会。
タイトル・キャラクターデザイン・冒頭3コマを描いたのは夏子さん。
シュールすぎる展開ですが本人曰く「コメディです!(キラッ)」とのこと。
次の2コマは美那さん。「…どうしてだと思う?」の紅茶水面に映る女王の顔、というカメラワークが秀逸です。
(しかし質問に質問で返す会話スタイル、こわいですね)
ここから翌ページにかけての3コマは楓さん。
大正・昭和風の展開となり、メルヘン異次元間のあった世界観が説得力を増してきました…!!
(余談ですが楓さんは夏目漱石の『こころ』についての小論文種『こころんぶん』の表紙デザインを制作していました)
ふたりは姉弟だったのか!! でも面変わりしすぎでしょ、姉さん!紅茶をストローで飲んでおられる…という情緒とギャグが交錯しています。
次の4コマを描いたのは漫画冒頭の発案者・夏子さん。
物語の様相が変わってきたことからシリアス展開(あるいはヒューマン)に路線変更。
『先が長くない』『資産をお前に…』という新高校1年生とは思えないワードが並びます。。
深刻な展開に読者が固唾を呑む中、『しかしこれ、あと1ページで完結できるのか…?』不安がもたげてきました。
その不安と重苦しい空気を一気に変えてくれたのはJさん。
翌ページまでの4コマを描いてくれました。
1ページ目の『軍医の叔父に養子に出され十年』の設定をうまく活かしてくれました!
『ゼンブナオール』という簡潔に過ぎるキャッチーな(?)名称も大正昭和風味がありますね。
さあ、残された原稿用紙3分の1スペースでこの漫画は完結さ背なかればならない・・・どうする!?
ここで白羽の矢が立ったのが、入塾したばかりの穂夏さん。
真剣な顔で熟考したのち「…すみません、バッドエンドになりました(キリッ)」、見事書き上げてくれました!
最終コマの「誰だお前」がまさに『誰!!?』という読者の心の声と重なります。
深読みすると、姉上(=女王)も既にこの犯人に亡きものにされているのではないかと。
10年前に養子に出されその3年後に父母の訃報を聞いた弟は『難病・病弱』を治す薬をそれこそ必死に開発したのでしょう。
(父母の死因はわかりませんが、姉が女王になっているということはかなりの資産家。しかし養子に長男を出すということは、病によるものなのかしらと。そして残された姉の若き日の姿も健康な印象ではない)
そう考えると、とても悲しい姉弟の話にも読み取ることができますね。
悪の組織の壊滅を願っています。。
(万能薬を生み出した素晴らしい頭脳を拘束するのではなく、目先の利益を目的に命を奪うくらいですから長くは続かないでしょうね、この組織・・・)
2025.4.10 文責:あや
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