研究会の会則と方針
(会則)
第1条 (名称)
本会は、「イソプレノイド研究会」(英文名:The Society for Isoprenoids, Japan(SIJ))と称する。
第2条 (所在地)
本会は、研究例会を担当する大学等の研究室を事務局とし、会計事務局を別に置く。
第3条 (目的および事業)
本会は、イソプレノイドおよび関連領域の科学の進歩と普及を図るとともに、会員相互の交流および国際的な学術交流に寄与することを目的とし、その目的を達成するために、事業として毎年1回、研究例会と総会を開催する。
第4条 (会員)
本会は、前条の目的に賛同し入会した者を会員とする。
第5条 (役員)
本会に、次の役員を置く。
(1)会長 1名 (2)副会長 1名 (3)会計 1名 (4)監事 1名
(5)例会主催者 1名 (6)広報 1名
第6条 (選出方法)
会長および副会長は、過去の例会主催者の互選により決定する。会計は、当該年度の例会主催者が指名する。監事は、前年度の例会主催者が行なう。広報は会長が指名する。
第7条 (役員の職務)
1 会長は、本会の代表者として、本会の活動全般を代表する。
2 副会長は会長を補佐し、会長に事故ある時、会長の職務を代行する。
3 会計は、本会の会計を掌握する。
4 監事は、本会の会計を監査する。
5 例会主催者は、年一回の例会を主催する。
6 広報は、ホームページの管理など広報に努める。
第8条 (役員の任期)
役員の任期は1年(例会から例会まで)とする。ただし、再任を妨げない。
第9条 (会費)
会費は、研究例会の参加費として会計に納める。
第10条 (会議)
本会の会議は、年1回、研究例会で開かれる総会と、前記の役員による役員会とする。
第11条 (変更)
この会則は、総会において、出席者の3分の2以上の承認があれば変更できる。
第12条 (設立年月日)
本会の設立年月日は平成25年11月1日とする。
附則
1 この会則は、平成25年11月1日より施行する。
2 この会則は、平成27年1月1日より施行する。
3 この会則は、平成28年1月1日より施行する。
4 この会則は、平成29年1月1日より施行する。
5 この会則は、平成31年1月1日より施行する。
6 この会則は、令和2年1月1日より施行する。
7 この会則は、令和3年1月1日より施行する。
8 この会則は、令和4年1月1日より施行する。
9 この会則は、令和5年1月1日より施行する。
10 この会則は、令和6年1月1日より施行する。
11 この会則は、令和6年9月27日に改訂した。
イソプレノイド研究会 役員名簿
2024年度
会長: 葛山智久(東京大学)
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部分子育種学研究室
副会長: 邊見 久(名古屋大学)
会計: 高橋征司(東北大学)
〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-11
東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻応用生命化学講座
監事: 川向 誠(島根大学)
例会主催者: 葛山智久(東京大学)
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部分子育種学研究室
広報: 戒能智宏(島根大学)
2023年度
会長:藤崎真吾(東邦大学) 副会長:葛山智久(東京大学) 会計:高橋征司(東北大学)
監事: 佐藤 努(新潟大学) 例会主催者:川向 誠(島根大学)
広報:戒能智宏(島根大学)
2022年度
会長: 藤崎真吾(東邦大学) 副会長: 葛山智久(東京大学) 会計: 高橋征司(東北大学)
監事: 邊見 久(名古屋大学) 例会主催者: 佐藤 努(新潟大学)
広報: 戒能智宏(島根大学)
2021年度
会長: 川向 誠(島根大学) 副会長: 藤崎真吾(東邦大学) 会計: 高橋征司(東北大学)
監事: 矢崎一史(京都大学) 例会主催者: 邊見 久(名古屋大学)
広報: 戒能智宏(島根大学)
2020年度
会長: 川向 誠(島根大学) 副会長: 藤崎真吾(東邦大学) 会計: 高橋征司(東北大学)
監事: 屋 宏典(琉球大学) 例会主催者: 矢崎一史(京都大学) 広報: 戒能智宏(島根大学)
2019年度
会長: 川向 誠(島根大学) 副会長: 藤崎真吾(東邦大学) 会計: 高橋征司(東北大学)
監事: 山下 哲(金沢大学) 例会主催者: 屋 宏典(琉球大学) 広報: 戒能智宏(島根大学)
2018年度
会長: 佐上 博(宮城学院女子大学) 副会長: 川向 誠(島根大学)
会計: 高橋征司(東北大学) 監事: 藤崎真吾(東邦大学)
例会主催者: 山下 哲(金沢大学)
2017年度
会長: 佐上 博(宮城学院女子大学) 副会長: 川向 誠(島根大学)
会計: 高橋征司(東北大学) 監事: 四童子好廣(長崎県立大学)
例会主催者: 藤崎真吾(東邦大学)
2016年度
会長: 佐上 博(宮城学院女子大学) 副会長: 川向 誠(島根大学)
会計: 岡本恭子(長崎県立大学)監事: 高橋征司(東北大学)
例会主催者: 四童子好廣(長崎県立大学)
2015年度
会長: 佐上 博(東北大学) 副会長: 川向 誠(島根大学) 会計: 戒能智宏(島根大学)
監事: 稲垣善茂(岡山大学) 例会主催者: 高橋征司(東北大学)
2014年度
会長: 佐上 博(東北大学) 副会長: 川向 誠(島根大学) 会計: 戒能智宏(島根大学)
監事: 葛山智久(東京大学) 例会主催者: 稲垣善茂(岡山大学)
上記記載に相違ないことを証明します。
東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部分子育種学研究室
葛山 智久(研究会代表) 印略
●イソプレノイド研究会 方針
(経緯)
イソプレノイドを研究対象とする日本での研究会は、1992 年にたちあがりました。1回から22回まで「ドリコール及びイソプレノイド研究会」の名称でした。初期のころは糖タンパク質生合成で重要な機能を持つドリコールを中心とするイソプレノイド研究会でしたが、よりふくらみのあるイソプレノイド研究へと発展してきました。そして、2013年の23回からは「イソプレノイド研究会」と名称を変更し、未開拓なイソプレノイドの包括的な研究を目指し引き継がれてきています。名称変更に合わせ、研究会の運営を明確にする為に会則をもうけ、会長、副会長、会計、監事、例会主催者、計5人の役員が統率する組織に生まれ変わりました。これまでに、日本農芸化学会のシンポジウムで「イソプレノイド化合物のケミストリーとバイオロジー」(2010 年3月東京)、「イソプレノイドの酵素化学と生理機能」(2013年3月仙台)、「身近で多様なイソプレノイドの生合成“薬品、香料、バイオ燃料から天然ゴムまで”」(2016 年 3 月札幌)、「イソプレノイド生合成経路は新発見の宝庫」(2019 年3月東京)、「イソプレノイド生合成機構解明のその先へ ~代謝工学系デザインから新規生物活性発見まで~」(2022 年3月京都)と例会以外でも活動を進めて来ました。2018年には’Recent advances in isoprenoids studies’を Bioscience, Biotechnology & Biochemistry誌の特集号として発刊しました。さらに2019年からは広報1名を役員に追加して、今年度は以下のような役員(敬称略)構成で研究会を運営しております。どうぞよろしくお願い致します。
会長(東京大学、葛山智久)
副会長(名古屋大学、邊見 久)
会計(東北大学、高橋征司)
監事(島根大学、川向 誠)
例会主催者(東京大学、葛山智久)
広報(島根大学、戒能智宏)
(活動方針)
イソプレン単位の活性分子(Δ3 -isopentenyl diphosphate、IPP)は、メバロン酸(MVA)経路あるいは非メバロン酸(MEP)経路により生合成される。IPP に由来するイソプレノイド 化合物には、未知のイソプレノイドも多数存在すると推定され、微生物から植物、動物に至るさまざまな生命体の中で、その合成経路や役割に関して未解明な部分が多い。これら合成経路や生命現象に関して新たな突破口となる研究をイソプレノイドの切り口から解明することが本研究会の目標である。
(A)研究奨励賞を設ける。
1) 学生(ポスドク等を含む)による講演発表で大会奨励賞を授与。
2) 奨励賞選考は,大会参加者の投票。
3) 参加者の投票で同数の場合は、役員で協議の上、受賞者の決定。
(B)ホームページを充実させる。