野研の新歓も兼ねて、5/4に若狭の海岸へ行ってきました。今回は5名での活動です。
まずはいつもの海岸へ。
海が綺麗です。
打ち上げ貝はこんな感じ。
キンセンガニの殻が落ちていました。
新入生たちは磯でアメフラシをとっていました。順にアマクサ・クロヘリ・クロヘリでしょうか。
なかなか可愛い顔をしています。
海岸にはハマダンゴムシも歩いています。
海岸林にはキノコが。アワタケの類かな?
続いて2地点目に移動します。
入れ砂の人工海岸でしたが、探してみると良い貝がたくさん落ちていました。
いそこじきの皆様であれば思わず拡大せずにはいられないであろう打ち上げ帯の写真を。
良い貝が写っているのがお分かりでしょうか?
棘皮も。ヒラタブンブクの殻です
本日最後の海岸へ移動。
良い感じの磯がありました。
ウミウシがいました。クロシタナシウミウシ、アオウミウシ。
ヨロイイソギンチャクにヒメネジガイがついていました。繊細で綺麗な貝殻を持っていますが、実は口吻を伸ばしてhostから栄養を奪うという獰猛な生態を持つ貝です。
イトカケガイ科、ヒメネジとネジガイは見つかるんだけどなあ... 他がなかなか難しいです。
虫屋さんが砂浜でとったオオハサミムシを見せてもらいました。ハサミが大きいのがオス、直線的なのがメス。
海浜植物も。ハマエンドウとスナビキソウ。葉が分厚くていかにも海浜性といった感じ。
日が暮れてしまう前に帰路につきました。若狭まで運転してくれた友人と参加してくださった皆さんに感謝です。
[拾った貝]
カガミガイ科の一種。いわゆるウスカガミと呼ばれている貝ですね。カラーバリエーションが豊富で綺麗です。
なかなか見かけない貝なのですが、合弁で多数打ちあがっていました。
アシガイ。これも多数打ち上げられていました。こんなにバリエーションのある種類だったのですね。
カノコアサリ・オウギカノコアサリ。
このあたりもたくさん落ちていました。
シナヤカスエモノガイ。開放的な砂浜海岸の貝です。
ガンギハマグリ
再登場ウスカガミ。裏面も綺麗。
サツマアサリ。小ぶりですが2枚揃った個体が見つかりました。美しい貝です。
シボリザクラとミクニシボリザクラ。よく混同される2種ですが、よく見ると結構違う貝です。
成長肋に斜行して交わる肋の角度が違うのがお分かりでしょうか...?
この2種の合弁はかなり希少ではないでしょうか。アサジガイとヒラセザクラ!
若狭にこんな場所があるとは思いもよりませんでした。