カワニナ屋さんと琵琶湖に行ってきました。
今回は藻類研究会との合同観察会で、4名での活動です。
雲ひとつない青空でした。
転石を起こすと早速マメタニシ。飴色の貝殻が透き通っていて綺麗です。
この石裏には他にもカドヒラマキ、カワコザラ類、Radix sp. などが付着していました。琵琶湖の貝類の多様性が感じられますね。
護岸の石の上には沢山のカワニナが!!
すこし出てきてもらいましょう。
左:トキタマカワニナ 右:クロカワニナ
左:オオウラカワニナ 右:イボカワニナ
歩くオオウラカワニナ氏
なんかタデ。鮮やかで綺麗。
ウラナミシジミだそうです。
続いて別種のカワニナが見られる産地に移動します。
思いのほか浅瀬に多産しており驚きました。タテジワカワニナ!
タテヒダカワニナもちょっとだけ。
変な形、彫刻を持つものが多い琵琶湖カワニナの中ではおとなしめの殻を持つ貝だなあという印象。
次はシャジクモ屋さんの見つけた淡水藻類の産地を見に行きましたが、残念ながら見つからず......
秋深しということで、もう枯れてしまったみたいです。残念。
また見に行きましょう。
見た草
ウナギツカミ。和名は茎のギザギザが鰻をつかむ道具に似ていることから、だそう。
ニホンハッカ。日本産のハッカです。
アレチウリ。触ったら痛かった。
湖岸にヒシ。
沖合にはオオバン、カンムリカイツブリ、カワアイサなどが浮かんでいました。もうそんな季節...
最後の産地へ。日が暮れていく中、カワニナを探します。
アザイカワニナ!
2024年6月に新種記載されました。見ることができ良かったです。
変な草。外来なのだとか。ウチワゼニクサというそうです。
久々の琵琶湖でしたが、カワニナはじめ様々な淡水貝類、植物などを観察することができました。そろそろ久しぶりに海にも行きたいですね。