11/4に若狭高浜に貝拾いに行ってきました。
1箇所目はこんな海岸。去年も訪れた場所です。去年は沢山の貝が拾えたのですが今年は少なめでした。
パープルのクラゲと大きなアメフラシが落ちていました。アメフラシはクサモチアメフラシでしょうか。
クラゲは白浜の先生に聞いてみたところイボクラゲかエビクラゲとのこと。頭部構造で見分けるのですがひっくり返っていてこの写真では分からないそうです。
礫浜の陸水が染み出している所を掘るとミミズハゼが。オオミミズハゼ?ミミズハゼだそう。
こんな感じの環境にはサツマクリイロカワザンショウの仲間などがいます。
潮間帯上部のヒモムシ。菅島の実習でも似たようなヒモムシを見ました。Tetrastemmaの一種だと教えてもらった気がするのですが定かではありません。
ナラタケ、変な木の実。
次の海岸に移動します。
こんな感じで小さい貝が打ち上げられています(プラスチックが目立ちますね...)。
150mくらいの海岸を小さな貝殻を拾い集めながら歩いていると気づけば日暮れ前になっていました。
貝を拾っている時は写真を撮らないので、拾い物が多いほど途中経過の写真が少なくなってしまいます。
というわけでここからは拾い物の写真など。
ウロコガイ科の貝殻がたくさん拾えました。ハチミツガイに似た三角形のものがお気に入りです。これがナミジワウロコガイ(仮称)という貝なのでしょうか。マルヘノジやツヤマメアゲマキみたいなのも良いですね。
ほかにはコナユキバネの仲間、何故かこの辺りでは拾えるヒメアワビなども見つかりました。驚いたのはクマドリツキヒとセンマイドオシ。センマイドオシは残念ながら折れてますが初見です。
少し期待していたアオイガイやルリガイは残念ながら見つからず。また近いうちにリベンジしたいですね。
[2024.02少し追記]
ナミジワウロコガイ?としていたものを拡大。確かに成長肋の末端が波状になってますね!!
ハチミツガイも拡大。表面のハニカム構造がお分かりでしょうか?
ケヅメガイの一種Basterotia sp. まだ生きたのが見つかってないそうです。
マルヘノジガイでしょうか。
白くて薄い二枚貝にも色々あって面白いですね。