第3問

問題:本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。日本における食品ロスの現状に関する以下の文章のうち、正しいのはどれでしょうか。

答え:③ 年間人あたりの食品ロス量は、年間1人当たりの米の消費量に相当する。

① 食品ロスの内訳は、事業系:約352万トン、家庭系:約291万トン。食品ロスの約半分近くは家庭から排出されています。

家庭からの食品ロスのうち、食べ残しは 38.5 %です。ほかにも未開封の食品がそのまま捨てられてしまう「直接廃棄」が 30.6 %、野菜・果物の皮を厚くむきすぎるなど食べられる部分が捨てられている「過剰除去」が 30.9 %です。食べきれる量を作るようにするなど、食べ残しは削減への対策がしやすいのでぜひ実践してみましょう。

③ 年間1人当たりの食品ロス量は51 kgであり、年間1人当たりの米の消費量 (54 kg) にほぼ相当します

参考:消費者庁 ⾷品ロス削減関係参考資料 (令和2年3⽉31⽇版)