触覚ディスプレイ

実際の物体の触感再現を目指して,機能性材料や各種加工法を活用した触覚ディスプレイを作製しています.主に静電気触覚ディスプレイと電気触覚ディスプレイを近年は研究の対象にしています.

共同研究:梶本研究室(電気通信大学),加藤研究室(東京工科大),平木研究室(筑波大学),川原研究室(東京大学)

ソフトアクチュエータ

生物のようなしなやかな動作を実現することに加えて,機能性材料を素材に組み込むことでアクチュエータ自体の機能化も目指しています.

共同研究先:佐々木研究室(香川大学),平木研究室(筑波大学),川原研究室(東京大学),三木研究室(慶應義塾大学)

ソフトセンサ

ソフトロボットが周囲の環境や自己の状態を把握するために不可欠な柔らかいセンサの開発を行っています.液体金属や水のような柔軟性に優れた導電体・誘電体を検出部に用いることで,柔らかさを実現しています.

共同研究:細田研究室(大阪大学)

有限要素解析による皮膚変形シミュレーション

有限要素法解析用ソフトMarcを用いて皮膚変形をシミュレーションするためのモデルを構築しました.このモデルを用いて触知覚の解明を目指しています.

共同研究:吉村研究室(香川大),仲谷研究室(慶應義塾大学),梶本研究室(電気通信大学)

食材切断に関する考察

包丁を用いて食材を切断する際に生じる振動や力が知覚する感覚にどう影響するかを官能評価と振動・力計測を組み合わせて評価しました.

共同研究先:佐藤研究室(香川大学),下川研究室(香川大学)

可食センサの開発

センサの材料を食べられるものだけで構成することで,全部食べられるセンサを作りました.実際に,食べられるセンサの大きさが小さくなっていくにつれて,計測される抵抗値も小さくなり,咀嚼量測定の可能性を示唆できました.

共同研究先:Parinya先生(大阪大学)