SEiko Ishihara-Shineha Lab.
科学技術の進展はさまざまな「人間拡張」をもたらします。同時に、社会のあり方もまた、科学技術の進展の影響を受けます。どのような影響を受けるのかを考えるためのフレームの一つにに、「ELSI(エルシー): Ethical, Legal, and Social Isuues」という言葉があります。
標葉研究室(実践女子大学人間社会学部社会デザイン学科)では、“ELSI"を一つのキーワードに、多様な価値観・人々の対話を促す、「コミュニケーション・デザイン」に取り組んでいます。
Members
標葉 靖子(しねは せいこ)
Ishihara-Shineha, Seiko
実践女子大学人間社会学部 社会デザイン学科
教授
コミュニケーション・デザイン / 科学コミュニケーション論 / 科学技術と社会 / シリアスゲーム
FY2025: 19名 (3年生 9名、4年生 10名)
FY2024: 21名 (3年生 10名、4年生 11名)
FY2023: 22名 (3年生 11名、4年生 11名)
FY2022: 22名 (3年生 11名、4年生 11名)
FY2021: 24名 (3年生 11名、4年生 13名)
FY2020: 25名 (3年生 12名、4年生 13名)
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shineha-seiko 《あっと》 jissen.ac.jp