大阪大学蛋白質研究所セミナー
がん研究の新機軸
日程:2019年(令和元年)7月4日(木)-7月5日(金)
会場:大阪大学 微生物病研究所 谷口記念講堂(大阪府吹田市)
スケジュール
7月4日(木)
13:00 開会挨拶(中川敦史・大阪大学)
Session 1
13:10 腫瘍血管形成の真実に迫るレトロスペクティブ4Dイメージング解析
木戸屋浩康(大阪大学)
13:35 新たな高転移株樹立を通したがん転移研究
中山淳(早稲田大学)
14:00 日本人がん患者4,000症例からみえてきた体細胞変異蓄積の偏りと腫瘍形成過程の関係
畠山慶一(静岡がんセンター)
14:25 臨床リン酸化プロテオミクスデータから、がん生物学の理解・治療標的の探索へ
阿部雄一(愛知県がんセンター)
Session 2
15:05 細胞内シグナル伝達系の可視化、定量化、光操作
青木一洋(基礎生物学研究所)
15:30 時系列・一細胞解析から見える抗がん剤耐性獲得過程
間木重行(大阪大学)
15:55 HGF-Metシグナル伝達経路におけるHGF活性変換機構の構造基盤
有森貴夫(大阪大学)
Session 3
16:35 SBトランスポゾンを用いた大腸がんの転移に関与する遺伝子の同定
武田はるな(金沢大学)
17:00 がん悪性化モデルマウスとオルガノイドを使った解析:変異型p53のがんにおける新規機能
中山瑞穂(金沢大学)
17:25 細胞競合研究からがん発生研究へ
昆俊亮(東京理科大学)
17:50 マウスへの直接遺伝子導入による発がんモデルの構築
大西伸幸(島津製作所/慶應義塾大学)
7月5日(金)
Session 4
9:30 RNA修飾はがんの悪性化を促す
今野雅允(大阪大学)
9:55 がん細胞がアミノ酸欠乏に適応し悪性化する仕組み
大澤毅(東京大学)
10:20 データサイエンスとAIで迫る時空間オミクス研究の現在と未来
島村徹平(名古屋大学)
Session 5
11:00 酸素センシング機構の制御による間質細胞を介したがん悪性化
坂本毅治(東京大学)
11:25 相同組換えによる染色体安定性の維持機構
松嵜健一郎(近畿大学)
11:50 チロシンリン酸化モデルに基づくKRAS制御機構の解明と治療応用の可能性
加納嘉人(東京医科歯科大学)
12:15 シグナル伝達の時空間的制御による組織再生とがん進展
梶原健太郎(大阪大学)
12:40 閉会挨拶(梶原健太郎・大阪大学)
会場アクセス
阪急電車北千里駅から徒歩15分、大阪モノレール阪大病院前から徒歩15分、北大阪急行千里中央駅からバス又はタクシーで15分
問い合わせ先
間木重行(06-6879-8618, magi@protein.osaka-u.ac.jp)
世話人
梶原 健太郎(大阪大学)、間木 重行(大阪大学)、大西 伸幸(島津製作所/慶應義塾大学)