お稲荷さまはあらゆる願いを聞き届けてくれる神様です
お稲荷さまはあらゆる願いを聞き届けてくれる神様です
大徳寺の第9世である江岸和尚(1922年寂)の代に京都の伏見稲荷大社、権太涌の峰(ごんだゆうのみね)から勧請して、境内に造立されました。
お稲荷様は、もともと稲の豊作をもたらす農耕神でした。室町時代以降、都会では商売繁盛の神様として信仰されるようになり、漁村では漁業の神様として信仰されるようになりました。
江戸時代には、病気治しや安産など、庶民のあらゆる願いに応えるようになり、地域の氏神として祀られることも多くなりました。
このようにお稲荷様は人々の身近にあってあらゆる願いを聞き届けてくれる神様として信仰を集めました。