この基礎クラスでは、インプロの基本的なゲームやエクササイズを通して、即興の楽しさを体験します。
ウォーミングアップで心身をほぐし、
簡単なゲームで即興の基礎を学び、
シーン作りを通して物語を紡ぎ出す楽しさを体験します。
経験豊富な講師が丁寧に指導しますので、初心者の方も安心してご参加ください。
例1:プレゼント・ゲーム
Aさんは、実際にはそこにないものを持って、相手に渡してみる。「これあげる」
Bさんは受け取ったときの大きさや重さを想像して、何をもらったか決めてみる。「ありがとう。〇〇だね」
AさんはBさんのアイデアを受け入れて、「そう、〇〇なんだ」と言って、ふたりで10〜20秒、やり取りを続けてみる。
インプロの基本である、提案する力と受け入れる力が育まれるゲームです。
例2:ワン・ワード
何人かでひとつの文章をつくります。短い文節で話して、パスをつなぐように回します。
「雲の」「上に」「座ると」「ふかふかで」「気持ちいい」
シンプルなゲームですが、予想していなかった言葉がでてきたり、思ってもない展開になるので楽しく、瞬発力や対応力が身につきます。
これらのほかにも様々なゲームがあり、自然にインプロの基本的な考え方やスキルが身についていきます。
インプロ界の巨匠、キース・ジョンストンは「失敗や評価から自由になること」と「相手を受け入れること」を重視しました。
この考え方は、単なる演劇の技術を超えて、人間関係の本質に迫るものです。
インプロ基礎クラスでは、この考え方をもとにすべてのカリキュラムが組まれています。
「失敗」が怖くなくなるために、むしろ「失敗した方がいい」
日常生活や仕事においては失敗は避けたいものですが、インプロにおいては、失敗は学びのチャンスであり、新しい発想の源となります。完璧を求めすぎて、萎縮してしまった経験はありませんか?
自分や相手のミスを許可できれば、創造的な発想が生まれやすくなります。
インプロの場で積極的に挑戦し、失敗する恐怖から自由になることで、その人が本来持つ個性が表現され、ひいては日常生活や仕事に創造力を還元できるようになります。
「パートナーにいい時間を与える(Give your partner a good time)」こと
インプロにおいて最も重要な原則の一つです。インプロは一人のアイデアのみで行うものではなく、他の演者(パートナー)と協力して物語を創造します。
いい時間の定義はさまざまですが、一緒にプレイした人のアイデアを尊重したり、協力しあうことによって、つながりが深くなることを指します。この感覚の習得はいきなり身に付くものではないため、実践を通じて少しずつ育てていきます。
過去の参加者からは「人前で話すのが苦手だったのに、自信を持って表現できるようになった」「初対面の人ともすぐに打ち解けられるようになった」といった喜びの声が多数寄せられています。クラスの詳細情報(日程、時間、料金など)は、下記リンクからご確認ください。受講を迷っている方は、お気軽にお問い合わせください。
このインプロ基礎クラスでは、即興演劇の基礎を学びながら、表現力、コミュニケーション能力、そして何より「今を生きる」楽しさを体験できます。キース・ジョンストンの教えに基づいたレッスンを通して、新しい自分を発見してみませんか?初心者大歓迎です!