両親はヴァイオリン教師で、2つ上の兄も幼少期からヴァイオリンを弾いていました。私は3歳のころに、違う楽器のほうが競争にならないから、との理由でいつの間にかチェロを始めていましたが、その後ヴァイオリンへの転向を希望することもなく成長。父はヴィオラ持ち替え可なので、昔から家族でカルテットをできていたのがいい思い出です。
小中学校の先生方のおかげで勉強を嫌いになることもなく、福岡県立小倉高等学校に65期生として入学。熱意あふれる担任、同級生に感化され、より一層勉強に一生懸命な日々を送りました。所属していた放送部での経験は現在にも活きていて、演奏会のMCをお褒めいただくのも喜びの一つです。
京都大学総合人間学部に入学し、京都大学交響楽団に所属。京大オケという長い歴史の中の第194期~第199期の定期演奏会に出演しました。24時間練習のできる環境、曲者揃いのオケ民…志の高すぎる仲間たちに揉まれながら首席奏者も経験し、何物にも代えがたい仲間たちと思い出を得ました。
大学卒業後、音楽を仕事にする、という選択肢が自分の中に生まれて北九州に帰郷。運命的なタイミングで北九州グランフィルハーモニー管弦楽団のオーディションを受けることができ、たくさんの音楽家さんと出会うことができました。実家の理解と応援もありつつ、ご縁に恵まれて音楽活動が始められた私は運がいいと思っています。
大学進学までに加治誠子氏、川上徹氏、北九州に帰郷後は宮田浩久氏に師事。
第56回北九州芸術祭クラシックコンクール弦楽器部門優秀賞受賞。
第32回日本クラシック音楽コンクールチェロ部門全国大会入選。
第9回〜第11回しまなみ音楽祭/5月の尾道音楽学校にて室内楽セミナーを受講。
しまなみ海道・秋の音楽休暇村2022、2023出演。
北九州グランフィルハーモニー管弦楽団、北九州グランフィルストリングスに所属するほか、カルテットやピアノトリオなど少人数の室内楽にも好んで取り組んでおります。
ご結婚式、ご葬儀にも携わらせていただいております。中でもサンレー紫雲閣の各会館では年間100件以上のご葬儀で演奏をお任せいただいておりますが、大切な方のお耳に届く最後の音楽が少しでも温かい音色であるように心を込めて演奏させていただいております。
チェロを楽しむ新しい仲間をいつでもお待ちしております。小倉南区の池田バイオリンスクールにて、チェロの指導も行っておりますので、詳しくはメニューを開いていただき【レッスン・演奏依頼】のページをご確認ください。
これからも、頂いた一つ一つのご縁や演奏の場を大切に、ときには新しいことに挑戦しながらチェロライフを送りたいと思います!