通常の吸着測定は吸着量や吸着熱といった「マクロ」な量の測定によって行われます。当研究室では、X線による非晶質構造解析法を吸着系に世界に先駆けて適用し、「ミクロ」な視点からの構造解析を行っています。
π共役系イオン液体の合成をはじめとした分子開発を行い、吸着材との組み合わせによる新規機能性材料の開発を行っています。
上記の X線による測定をはじめ、吸着測定を行うための新しい装置の開発を行っています。
精密な吸着速度測定、電場印加状態の構造解析など、市販の測定装置では行えないような測定を行えることが当研究室の強みの一つです。
ハードウェアだけでなく、LabView や Python による装置制御ソフトウェアの開発も行っています。
X線測定で得た分子間構造情報と、計算機によるシミュレーションを組み合わせた「ハイブリッド・リバースモンテカルロ」プログラムを独自に開発するなど、計算機を活用した解析を行っています。分子動力学法やパーシステントホモロジー等の解析手法を適用しています。
二酸化炭素や有害物質の除去など、ナノ空間の持つ「分子濃縮能」の地球温暖化や環境問題の解決への活用が期待されています。
ナノ空間内現象の解明によって、これらへの貢献を目指しています。