かしま剣道教室は,学校部活動地域展開活動を応援しています!見学・体験随時受付中です!
これまで,すべての中学校において「部活動」を学校教育の一環としてとらえ,教育課程との関連を図りながら取組み,大きな成果を上げてきました。
その一方で,少子化の進展による生徒数の減少に伴い,教員数が減少し,部活動をこれまでの運営体制では維持することが困難となってきています。
このような中,国はこれまでの部活動に係るガイドラインを全面的に改定し,学校部活動の段階的な地域移行に関する検討を進め,令和4年12月に「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を策定し公表されました。その中では,「新たな地域クラブ活動」や「学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた環境整備」,「大会等の在り方の見直し」について方向性が示されています。
これからの時代を生きる子どもたちのために,スポーツ・文化芸術活動の環境を持続可能なものとするためには,学校部活動の維持がこれ以上困難な状況となる前に,新たな地域スポーツクラブや地域文化クラブを整備する必要があります。
地域クラブ活動については,社会総がかりで「地域の子どもたちは地域で育てる」という共通の理解のもと,子どもたちの望ましい成長につながるよう,学校部活動の教育的意義を継承しつつ,活動環境によって生じていた体験格差を解消するため,様々な地域の活動単位を基盤としながら,可能な限り整備していくことが望まれています。
以上のことを踏まえ,子どもたちが安心して活動していける環境づくりに寄与するため,「かしま剣道教室」を立ち上げ,取組んでいくものです。
令和6年12月8日
これは全日本剣道連盟によって定められた剣道を志す者たちすべての共通目標です。日々の稽古の中で,身体や技術を鍛えるとともに心を磨き,剣道の最大の魅力である「人間力」を高めることを目標とします。
〇思いやりのある豊かな人間性をもった子ども
〇自主的な判断に基づき行動できる子ども
〇諦めず,挑戦できる子ども
〇礼儀を重んじ,相手の人格を尊重できる子ども
(1)参加者
本会の目的に賛同し,本会の定める諸規定を遵守する者を対象とします。
(2)活動の適切な運営
①「茨城県地域クラブ活動ガイドライン」に基づくとともに,スポーツ庁策定「スポーツ団体ガバナンスコード(一般スポーツ団体向け)」に準拠した運営を行います。
②年間の活動,管理責任者,指導者の氏名,運営責任の責任者を明確にし,必要に応じて公表します。
(3)会費の適切な設定と保護者等の負担軽減
①活動の維持・運営に必要な範囲で会費を設定します。
②公正かつ適切な会計処理を行い,関係者に対する情報開示を適切に行います。
③国や地方自治体などの助成金を効果的に活用します。
(4)保険の加入
指導者や参加する生徒などに対して,自身の怪我等を補償する保険や個人賠償責任保険に加入することを活動の条件とします。
※加入保険:(公財)スポーツ安全協会 スポーツ安全保険
(1)活動内容
①参加者の意向や体力などの状況に適した剣道に親しむ機会を確保します。
②本会で実施されている活動内容を周知します。
(2)指導者
①指導者の確保
ア 専門性や資質・能力を有する指導者の育成・確保に努めます。
イ 指導者に暴力等の問題となる行為が見られた場合への対応について, 自ら設ける相談窓口を活用し,公平・公正に対処します。
②適切な指導の実施
ア 参加者の心身の健康管理,事故防止を徹底し,体罰・ハラスメントを根絶します。
イ 指導者は,生徒とのコミュニケーションを図りつつ,適切な休養,過度の練習の防止や合理的かつ効率的・効果的な練習の積極的な導入等を行います。
(3)適切な休養日及び活動時間の設定
休養日及び活動時間については,「茨城県地域クラブ活動ガイドライン」を参考に設定します。
(4)活動場所
活動場所は,市立学校施設を基本に,公共のスポーツ施設や社会教育施設等の利用も含め,適切な規模の活動場所を確保します。