「指針と規範」は断酒活動における実践的な行動指針として、断酒会員が断酒を継続するため最も大切な柱となるものです.
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断酒新生指針
一 酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認める
二 断酒例会に出席し自分を卒直に語る
三 酒害体験を掘り起こし、過去の過ちを素直に認める また、仲間たちの話を謙虚に聞き自己洞察を深める
四 お互いの人格の触れ合い、心の結びつきが断酒を可能にすることを認め、仲間たちとの信頼を深める
五 自分を改革する努力をし、新しい人生を創る
六 家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをする
七 断酒の歓びを酒害に悩む人たちに伝える
断酒会規範
一 断酒会は酒害者による酒害者のための自助集団であると同時に市民活動団体である
二 断酒会には酒をやめたい人なら誰でも入会できる
三 断酒会員は姓名を名乗ることを原則とする
四 断酒会員としての活動は、原則として無償である
五 断酒例会はあらゆる条件を超えて平等であり、支配者はいない
六 断酒例会は体験談に終始する
七 断酒例会は家族の出席を重視する
八 断酒会は酒害相談はもとより、啓発活動を通して社会に貢献する
九 断酒会は会費によって運営される 但し補助金善意の寄附金等を受けることができる
十 断酒会は政治、宗教、商業活動に利用されない