六・七・八段審査における、高齢受審者(65歳以上)の修行年限短縮措置について

称号・段級位審査規定改訂（対比表）

全日本剣道演武大会について

稽古時のマスク着用について  

居合道試合・審判規則が改正されました

居合道における「日本刀(真剣および模擬刀)の取り扱いについて」

日本刀取扱い時の安全管理の徹底について

居合道対外試合(大会)開催にあたっての感染拡大予防ガイドラインの一部改訂について

居合道審査会実施にあたっての感染拡大予防ガイドラインの一部改訂について

剣道の稽古等における重大事故の防止と速報等の徹底について

剣道の稽古中あるいは試合・審査中等に発生した重大事故の報告の徹底について（お願い）

オンラインカジノに関する広報啓発資料の活用・周知について 

居合道とは剣の理法の修錬による人間形成の道である

居合道は、日本刀の操法に由来するものであり、室町時代にその起源があると言われています。

勝負を抜刀の一瞬にかける居合道の修業は、死生一如、動静一貫をめざす心身鍛錬の道となっており、剣道と表裏一体の関係にあります。剣道とともに居合道を習得することで、精神・技術ともに成長することができます。

また、居合道は年齢や性別に関係なく誰でも習得することができ、健康維持にも効果があります。初心者から経験者まで多くの人が楽しみながら学ぶことができる武道です。

岡山県の居合は、土佐英信流中興の祖といわれる第十七代大江正路の直門山本晴介の流れを汲んでいます。山本晴介を師と仰いだ山渋吉数・保雄兄弟が高知県発祥の無双直伝英信流を岡山に根付かせ、石原清範士をはじめ兄弟の徳を慕う剣道家によりその居合は広められました。

昭和31年には岡山県剣道連盟居合道部が発足し、岡山県剣道連盟の居合道部門において唯一の団体として活動を開始しました。

第1回全日本居合道大会（昭和41年）では団体戦第3位、第5回大会（昭和45年）と第42回大会(平成19年)では団体戦で優勝し、岡山の名を全国に轟かせました。また、個人戦においても佐藤四十一、山渋数則、春名松男、菊元富貴と数多くの優勝者を輩出しています。

現在では門下生一同両先生の遺志を受け継ぎ、我が国の伝統文化である居合道を正しく後進に伝えるべく古流居合、そして現代居合の標準である全日本剣道連盟居合も合わせて修練に励んでいます。