北辰神櫻流居合兵法 櫻名館道場 Tel.052-882-3954
大日本居合道連盟 名古屋支部
北辰神櫻流居合兵法 櫻名館道場 Tel.052-882-3954
大日本居合道連盟 名古屋支部
名古屋市熱田区にある櫻名館道場では、週2回の稽古を行っています。
道場では、日本刀の扱い方を覚え、居合の形及び術を鍛錬し、日常においては礼節をわきまえた立居振る舞いを身につけ、居合道を通して社会のお役にたてるよう「モダン武士道」を目指して精進を重ねています。
当道場は大日本居合道連盟に所属しており、連盟の全国大会等行事に参加しています。
数か月に一度は常滑市にある櫻海館道場で稽古を行います。
また、オーストラリアにはパース道場があります。
櫻名館 看板
櫻名館 道場内
櫻海館 看板
櫻海館 道場内
平安・鎌倉時代の騎馬中心の戦いが、元寇の役以後、次第に徒歩の兵たちの密集突撃型の先頭様式になり、突きが主体であった太刀が斬ることを主体とする打刀に変遷する日本刀のつくり込にも大いなる変化を生じ、武士たちは刀を腰に差すようになりました。
鉄砲伝来までは日本刀が主武器の一つであり、その頃、上級武士たちが生死を賭けた修羅場に於いて、敵に勝つために工夫を重ねた剣の扱い法が居合です。
元来戦場に赴く武士たちにとっては、熟達した剣技の上に襲い来る恐怖心に打ち克つ、平常心の修練こそ必須のものでした。剣は禅なりと云われる所以です。しかし、現代の太平の世に剣を取って立ち会うことなど起こりえません。それならばなぜ居合を修業するかですが、先哲が残した生死の間に体得した剣技である居合は、古今東西永劫に変わらない大原理すなわち理合に合致しており、現代人である我々にとってこの居合のなかに秘められた技の習得はやり甲斐のあることと言えます。
全国の居合各流派が連綿として伝承されている訳もここにあり、大日本居合道連盟が存在するゆえんもここにあります。
北辰神櫻流は故篠田櫻峰正庸先生(明治21年生)が幕末の剣士である千葉周作の実践的剣法北辰一刀流の流れを汲んで創案し、二代目櫻名館館長菅沼櫻道正康に引き継がれ現在は三代目(子息)が継承しております。
優雅流麗な運剣刀法、動作、所作、作法は当流の特徴と言えます。